映画「海難1890」をふっと思い出した。私の好きな内野聖陽主演。

イラン　イラク戦争勃発。イランに取り残された邦人を救出したトルコの話に絡めて1890年に和歌山沖で、台風による海難事故にあったトルコ船の被害者のうち60数名を現地の豊かではない漁村の人々が、命をかけて救った話。

イラクが、イラン上空を飛ぶ飛行機は、無差別で撃ち落とすと警告。どこの国の飛行機も自国民優先で救出。そりゃそうだ。いつ空爆されるかわから無い極めて危険な状況。自分家のことは自分家でやってくれって、当たり前。なのに、日本は、安全確保できない限り救出機は、出せないと報告してきた。が、裏でイランに近い場所のトルコに依頼。ダメ元だったのか？大金が動いたのか？？

でもね、どんなに大金を積まれても、他人の為に命捨てる覚悟、普通はでき無いと思う。

が、トルコの2機は、残されたトルコ人より優先的に日本人を救出した。トルコ人は、陸路で、脱出。

「１８９０年の恩返しです」と、トルコの首相は、言った。

トルコは、親日国として、知られている。

実際、トルコを訪れると、日本人にとても親切で、優しい。

空港で、ビザのチェックの時も強面の係員が、パスポートのJAPANを見るなり笑顔になって、ササッと見て　もう良いよって簡単に通してくれた。え？？って言うと「フレンド！」って言った。

後ろにいたEUの白人達のは、入念にチェックしてた。　妙な優越感を覚えた事がある。

トルコ人、イラン人の友達がいるが、両者とも私に友好的であり、フレンドリー。

日本大好きと言ってくれる。

日本人は、優しい　親切　丁寧　思いやりがある　と言う。嬉しいと思った。

が、、、、本当にそうなのだろうか？

彼女達は、素直にそう思っているのだろうけれど、日本に行くたびに私は、不愉快になる。

助け合いの心、近年は、ちょっと歪んでいるのでは？　

全てではない。でも、疑問に思う事が、何回もある。東京という場所のせいなのだろうか？

次回に書いてみよう。

(因みに　余談: チューリップの原産は、トルコで、国花)

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