ゲゲゲのブラック次元 -8ページ目

ゲゲゲのブラック次元

コッペパンと妖夢が好きなゴクウブラックと
罪のない人間と海砂に優しい夜神月と
色物揃いで最強の部下たちを従えるリボンズ・アルマークが
存在するカオスな次元です

短編「パワハラ会議再び」

 

まだ着かないの?飛んで行ったほうが早いんじゃない?

目立たないように来るよう言われてますから

この姿だけで十分でしょうに……

↓

(ここは……)

(俺は確か……)

 

(無惨様に粛清されて……死んだ…?)

 

\ザワ ザワ…/

(この顔ぶれもあの時と同じ……全員やられたのか?

ここは…“あの世”なのか……?)

違う。あの世から引きずり出してやったのだ

(む…)

(無惨様……!)

今からなぜお前たちが蘇ったのかを説明する

その前に私の話を聞く準備をしてもらおうか

\ドン ドン ドンッ/

たった今、お前たちに流れる私の血を通して、お前たちが死んだ後に何が起こったのかを記憶させた

何か聞きたいことはあるか?

は、はい…!私たちを蘇らせてくださったのは…その…貴方様で(ry

誰がそんな下らぬ質問をして良いと言った?

貴様共のような役立たずを蘇らせて、私に何の得がある?

お前たちが新たな命を得ることができたのは、偉大なる“あのお方”のお慈悲に他ならない

あのお方のご意思によって蘇った以上、お前たちはこれからは私ではなく、あのお方の下僕となり…神の使いとして働くのだ

それでしたら、是非ともあのお方と!直接!謁見させて頂けますでしょうか⁉

何を言っているのか解しかねる……お前はどれほどの用件でそれを望んでいる?

絶対の忠義を!この私の命を捧げるお方のお顔を拝ませて頂ければ

より一層の心血を注いで、働くことができます‼

つまりは士気を高めるためと?

その通りでございます!必ずや貴方様の…あのお方のお役に立ってご覧に入れます‼

なぜあのお方がお前ごときの前に気高いお姿を晒さねばならんのだ?

甚だ図々しい……身の程を弁えよ

……も、申し訳ございません‼

(大事な仕事なら上弦に任せればいいのに、何でわざわざ下弦の俺たちなんかを……)

上弦の鬼はあのお方のお気に召さなかったようでなぁ

あのお方は“わざわざ”好んでお前たちを蘇らせてくださったのだ

(思考が…読めるんだった……!)

お前はあのお方の決定に…

不満があると言うのだな?

申し訳ありません!申し訳ありません!申し訳ありません‼

私たちは、あのお方のために命を賭けて働きます‼

誰が勝手に喋って良いと――

 

「無惨さん」

 

(聖杯内)

 

ミユ様……

もうその辺で十分です……皆さんの意欲は十分伝わりましたから

申し訳ございません……つい興が乗ってしまいました

なにも頭を下げなくても……私は別に、怒ってるわけじゃありませんよ

そうですか。ミユ様は本当にお優しい……

あの…無惨さん……私の代わりに仕事の話をしてもらえるのはとても有難いですけど…

皆さんすっかり怯えてしまっているので、もう少し穏やかには…できませんか?

なるほど…私もできればそうしたいのですが、ご覧の通り、奴らは口先だけで何の成果も上げられないであろうヘタレだらけです

ミユ様もあの者共にはあれくらいの勢いで厳しく当たった方が宜しいかと



(現実世界)

 

さて……

あのお方の命を受けた者達が、あらゆる次元に散らばったとある鉱石を探して回っている

お前たちはそれを探索して回収するため蘇ったのだ

いくら弱くて役立たずのお前たちでもそれくらいのことはできるだろう

そしてあのお方の役に立て……いいな?

困ったことがあればいつでも言ってください

……っ!?

皆さんのこれからの生活は、私が責任を持ちますから

↓

お疲れさまでした、皆様お揃いでございます

うむ、ご苦労様です……久々にすっきりしましたよ

なんか凄い悲鳴が聞こえてたけど、大丈夫?

なぁに、取るに足らない者達が喚いていただけさ

まったく…無能な手下を持つと苦労するよ

無能な手下と言えば、ハーデス様にも冥闘士(スペクター)とかいたっけ……

……っ⁉

(役立たずの奴隷共が……クックック)

神に忠誠を誓い誠心誠意尽くす者達を、奴隷呼ばわりするのは不適切では?

能力を伴わない忠誠心なんて何の価値があるの?

申し訳ございません…

統括たる私が不甲斐ないばかりに…

貴方様方のお手を煩わせることになってしまい……

(パンドラよ、あまりタナトスの言葉を真に受けるな)

あなたはよくやっているのですから

……ヒュプノスは甘いんだから

あなたは厳しすぎます

畏れ多くもミユ様にご提案差し上げたいところね、大した力のない手駒なんていてもただの穀潰し…と

ま、たくさん部下を抱えてるあの子が苦労してそうなのは確かだけど

それについては心配いらないさ、あのお方にはこの私が付いているのだから

ふーん……随分自信満々だこと

はっきり言って家臣なんて、私とヒュプノスだけで十分でしょ

私達は元よりお仕えの身とはいえ神なんだから

私達だって僅か数人の人間に負けた過去があるのですから、その驕りは命取りですよ

くっ……神聖衣なんてふざけた物を纏っていなければ、人間なんかに……‼



~登場人物~

水銀燈(ホムンクルス)

ミユ・リターナー

鬼無辻無惨

カズキ/タナトス(分身)

ジュリア/ヒュプノス(分身)

パンドラ(LC)

釜鵺

零余子

病葉

轆轤

魘夢

 

~おまけ~

猗窩座…

今まで敢えて触れないでおいてやったが、お前はなぜ聖杯に入っていた?

はい。アニメではまだ戦闘シーンのない無惨様の代わりにと

ほう

お前に私の代わりが務まると?

猗窩座!

聖杯に居るというのがどういうことなのか分かるか?

ブホッ…!い…いえ……

聖杯とは偉大なる絶対神ミユ・リターナー様に“選ばれた者”のみが住まうことのできる神聖なる器!

お前ごときが私と対等であっていいと思うのか!

猗窩座…猗窩座…猗窩座ァ!

私が自分の力で戦えるようになったら、即刻この聖杯から出て行ってもらう

……いいな?

 

~特別出演~

猗窩座