Episode37「堕天使」
~リボンズ・アルマークの夢~
7人の使徒を創り、彼らの創造主だと威張ってはいるものの、
ネオ・イノベイドがどういう存在なのか、未だにまだ分からないことが多い……
そしてミユ・リターナーというイレギュラーな存在の誕生……
彼女だけは他の使徒たちとは違う、僕に対して忠誠心を超えた感情を抱いている
何故あのような感情が生まれたのか分からない以上、
ミユの僕への愛が不変のものだとは断定できない
ミユには成長してから妃になってもらうつもりだったが、
そんな悠長なことは言っていられないかもしれない……
そんなに彼女に見放されるのが怖いのかい?
僕たちを創ったイオリア・シュヘンベルグと同じように
今の僕はヒエラルキーの頂点に立つ存在だよ
その僕に恐れるものなんて……
だったら、何故ミユ・リターナーにそれほど執着しているのかな?
君は彼女の愛情に負け、心動かされてしまった
結局、君は寂しがり屋で、構ってもらいたいだけなんだ
君にとって彼女は母親のような存在なのかもしれないね
黙れ……僕を裏切り滅んだ分際で、僕の夢の中に出てくるな
君はネオ・イノベイドたちを創り出したは良いものの、
彼らの優秀な能力を活かせる仕事を与えられず持て余し、
こうして自分は眠りに就いている
やはりリボンズ、君は人類の上に、ましてや神々の上になんて立てる器じゃない
僕が全てを支配する存在になっては駄目だと言うのか……⁉
そうだ
なに……?
支配するのではなく、人類と共に未来を創るのが僕たちイノベイドのあるべき姿
結局君はどこまで行ってもイノベイドなんだ
ネオ・イノベイドたちの強大な力はいつか世界を破滅させる
止めさせるんだ、彼らが君のために良かれと思ってしている事を!
……ネオ・イノベイドたちは僕を創造主として崇拝し、自分の意思で忠誠を誓っているんだ
だったらそれで…いいじゃないか……
しかし、全てを手にした現在(いま)となっては、これから何をしていけばいいのか分からない……
それ故に、これといった命令を与えられず、優秀な彼らを持て余してしまっていることは事実だ
確かにこんな有様で、僕は彼らの支配者として合格点に達しているのだろうか……?
↓
~神の居城~
へぇー、ミユに会ってきたんだ
で、どうだった?
彼女に一番会ってるのは君だろ
そうだけど、僕と君とじゃあの子の反応違うからさ
まあ確かに、僕と話す時はいつも少し硬いような気がするな
君は御方に最初に創られたネオ・イノベイドだからね、
かなりの大物に見られてんじゃない?
……同じリボンズに創られたネオ・イノベイド、大きいも小さいもないだろ
↓
~ミユ・リターナー某拠点~
我ら三神精、ただいま帰還いたしました
やっと戻って来たか、エムリット
お待たせして申し訳ありません、パルキア様
いや、悪いのはお前だぞディアルガ
帰還命令が下っているのだから、さっさと俺のエムリットを返してもらわないとな
すまん、なかなか退くタイミングが掴めなくてな
ところで、ミユ様のお姿が見えないようだが?
あのお方は、今ちょっと出掛けられていますが、
すぐお戻りになるでしょう
虚、少し席を外しても良いか?
エムリットと今後の打ち合わせがしたいのでな
どうせなら皆さん休暇を取ってもらって構いませんよ
可愛いですもんね、その神精さんたち
よし、ではエムリット、先に行って支度をしておけ
良い星を見つけておいたからな
畏まりました
あーデートの約束してる!エムリットずるい!
ほう、では俺たちもどこか行くかアグノム
丁度休暇を頂けることになったからな
あっ…いや…僕はその…そういうつもりじゃ……
何が“そういうつもりじゃ…”だ!軟派な顔しおって!
神精がマスターに気を遣わせてどうする⁉
いや、だってこれは…その…あくまでご命令だし……
一応任務なんだから別に良いじゃん!
フッ、可愛がってやれなくてすまんなユクシー
私は御方から女であるよう勧められたのでな
いえ、ギラティナ様、お気になさらず……
神々のお役に立つことこそが私の褒美ですので
しかし神精もなかなかいいものだな
子供とはいえ美しいものは目を楽しませてくれるものよ
お前には感謝しなければなアルセウス
私は三神精を少女の姿で創った覚えはない……
↓
~カノン・スタビティ某拠点~
はぁ…つまんない……早くお戻りにならないかな~
おのれ…サガの奴め……!
……カノン様っ!ど、どうかなさいましたか⁉
あー、いや…またしても兄が行方をくらましたのでな……
お前こそ、脳量子波のレベルが低下しているようだが、何か嫌な事でもあったか?
いえ…護衛を任された者としては、マスターの傍にいられない時間は退屈なものですから
ほう、そう言えば兄の護衛はかなり主人に懐いているようだったが、お前にもそういう感情はあるのだな
ならばサガと俺、どちらの方が優れていると思う?
私は貴方様のために創られましたから、
勿論カノン様の方が魅力的に感じます
そうかそうか!ハッハッハ!
オベイロンも良い人形を創ったものだなぁ!
お喜び頂けて何よりです
ところで、前から少し気になっていたのだが、お前いくつだ?
えっ?えーっと…ミユ・リターナー様やイリヤと同じくらいですから、たぶん11歳かと
やはりまだ完全体ではないわけか
フッ、成長が楽しみだな
えっ…⁉カノン様、それはつまり…あの……
お前はまだ幼いとはいえオベイロンに美しく創られている
4年後に期待しているぞ
そ、そうですか……///
女性型に創っていただけて良かったです……///
ん?ど、どういう意味だ……?
デュフフフ……///私も楽しみにお待ちしております
でもカノン様、私の体はいつでも空いていますから……///
あのオベイロンがまともな女を創るわけがないか……
(自分の趣味を押し付けないでもらいたいものだな……)
まあいいんじゃない?可愛いんだから仲良くしてあげなよ
ん?
誰?私とカノン様の時間を邪魔するゴミは……
↓
~東方世界 幻想郷 博麗神社付近~
……ッ‼
(今のカカロットの超サイヤ人と互角以上とは…俺たちの知っているクウラとは比較にならんほどパワーアップしてやがる)
壊れたって知らねぇぞぉぉぉ‼
……⁉
メタルクウラと戦ったことがあるなら知っているはずだ
俺の弱点は、ビッグゲテスターのメインコンピューターによってすぐに補強され修復される
お前がその気になって俺を倒したところで、俺は何度でも蘇るのだ
更に強くなってな
つまりお前は永遠に俺を倒せない
フッ
粉微塵になってもか?
出来るものならやってみろ
うおっ‼
うわっ‼
お前の力がこの程度でないことは分かっている
そろそろその気になったらどうだ?
どがっ‼
茶番はそこまでだ!
そろそろ聞かせてもらおうか
貴様もトレギアの…ミユの仲間か⁉
フッ、今俺はフューと組んでいる
俺の意識が組み込まれたメインコンピューターも、奴の下にある
要するに、貴様は奴の操り人形に成り下がったというわけか
どうとでも言うがいい……言ったはずだ、俺の目的は貴様らサイヤ人を根絶やしにすることだけだとな
そのための力を得るためなら、怪しげな小僧の傀儡となろうが構いはしない
だからよぉ、そう思うのは操られてるからじゃねぇのか?
ちっ…このクソ忙しい時にトレギアの直属でもない奴とじゃれ合っていられるか!
そうだよなぁ…フューも厄介だけんど、やっぱミユを何とかしねぇと本当の解決にはならねぇぞ
心配しなくてもそうはさせないわ!
彼女は私に優しくしてくれて、お父様の復活に協力すると約束してくれた
お父様……?まさか、パラガスのことか⁉
パラガスの奴、いってぇいくつホムンクルス作ったんだ?
お父様はお亡くなりになられる前に、私を最後のホムンクルスとしてお作りになった
私はお父様の望みを叶えるために、この命を賭けて戦う……
何言ってんだ?パラガスはもういねぇんだぞ!
分かってるわよ‼
……⁉
だから、私の手で復活して頂くの
お父様もきっとそれを望んでおられるのだから
あんな親父を復活させてどうしようと言うんだ……
私にとってお父様はこの世の全て!
お父様がいない世界なんてただの掃き溜めだわ!
お父様がいて下さらなければ私なんて……!
……っ⁉
誰よりもお父様を愛してるこの私が…お父様を復活させて…
お父様に抱きしめてもらうの……私を見つめてもらうの……!
\バサッ/
なにっ…⁉
のあっ‼
壊れなさい‼
があああぁぁぁ‼
えぉおぉぐぁぁぁ‼
ふっふ…
あ、あいつ…やりやがった……!
素晴らしいわ…
ベジータ、この気は…!
これが神の力…
嫌な気だ……また奴の仕業か!
あー…心地良いわ…
しかし何故だ…トレギアの気は確かに感じるが、あいつ自身の戦闘力はまるで感じ取れん……
人造人間みてぇだな……
あら、ちょっと惜しいわね
私の種族は――
自動人形(オートマトン)!
来っぞ‼
つまり人形(ドール)よ!
うわっ!
なにっ⁉
うあああぁぁぁ‼
ふふっ、威力抜群♪ミユから貰った力のおかげかしら
騒々しいと思って来てみれば…
……っ⁉
なるほどね、やっと私がここへ連れて来られた理由が分かったわ
(何故か耳障りなこの声……)
……誰なの?
あ、あいつはさっきの……!
……⁉
~登場人物~
孫悟空
ベジータ
真紅
水銀燈(ホムンクルス)
リボンズ・ネオバース・アルマーク
ライト・アーデ
カノン・スタビティ
ユーリ・レジェッタ
吉田松陽
メリー・パペット・スタビティ
タイタン(アルセウス)
ハイペリオン(パルキア)
ガリア(ギラティナ)
アイガイオン(ディアルガ)
シュテル(エムリット)
レヴィ(アグノム)
ディアーチェ(ユクシー)
フュー
メタルクウラ
リジェネ・レジェッタ
ティエリア・アーデ











































































































































































