Episode2「紅魔郷炎上篇」

なんか、景色が血で滲んでるみたいっスね……

文字どうり吸血鬼の気配を感じるでござるな、なにか嫌な予感が……

いやぁそれにしてもあの幻想郷に来れるとはまるで夢のようですねぇ、ここには若さを保ったままの人間や妖怪が多いことで有名なところですから

武市先輩!!こんなとこまで来てなに緊張感のないこと言ってんすか!!ロリコンも大概にするっス!!

イエーだから緊張を解いてあげようかと、それと私はロリコンではなくフェミニストですよ?いい加減覚えてください

なかなかご立派な屋敷じゃねぇか

なんか、本当不気味っスね……

ん?誰か寝ている……

あれは門番なのにいつもこの時間になると眠っているという格闘技使いの美鈴さんですね
先輩よく知ってるっスね……

拙者達はレミリアを倒すのが仕事、ここは無視して先に進むでござる
↓
ハッハッハッ!!イレザーキャノン!!
うわああああああああああああああああああああああ!!!
ハッハッハッ!!久しぶりに暴れまわれるのは実に気分がいい!
親父もたまにはまともな仕事させるなぁ!!
おい
ん?
↓

ん?

どうしたんですか?!晋助様

お出迎えだ

全く美鈴ときたら…これだけの大人数が来てどうして起きないのかしら……

あの方はこの紅魔館のメイドの十六夜咲夜さんですね
メイド?

メイドごときがあたしたちに楯突こうだなんて百年早いっス

もちろんただのメイドではありませんよ、聞くところによると彼女には一時的に時を止める不思議な力が備わっているんだとか

えっ?!マジっスか

ふっ、時を止める、か……
晋助様?

ザ・ワールド!!

な、何が起こったんすか?!まさか本当に時を…?!

あなたたちは私には勝てない、すべての時は私のもの…誰もここからは通しません

クッ…やばいことになってきたっス……

クックック……全ての時か…ならもう一度やってみろよ
私がナイフを投げるところもその人たちが死んだところも

さてどうだかなァ……なら今度は俺を狙ってみろよ、お前のその自慢の技を使って……

いいわ…なら、ザ・ワールド!!

あの世で後悔しなさい!!

\サスッ/

\カキーン/

どうした、俺になにかしたか?

そ、そんな?!なんでナイフが落ちて……あなた、いつの間に刀を…。

さぁな……ひょっとして見えなかったのか?

クッ…そんなはずはない!!ザ・ワールド!!

ふぅ……
\トコ トコ/

っ?!

\トコ トコ/

歩いてる…こっちへ近づいてくる!!どうして…どうして動けるの?!

俺も使えるんだよ、ザ・ワールドを

なんですって⁉そんな…バカな……

\パリーン/

ザ・ワールドが、砕かれた?!

これでもうザ・ワールドはしばらく使えねぇだろぅなァ

クッ…ザ・ワールドが使えなくてもあなたたちを倒すぐらい……!

ここは拙者が引き受ける、晋助たちは早くレミリアのところへ行くでござる

また子、武市、お前らはパチュリーのいる図書館に行って西行妖の資料探して来い、奴んとこは俺一人で行く

図書館へ?で、ですが晋助様は……

俺のことは心配いらねぇよ、だからとっとと行って来い、命令だ

わ、わかりました……晋助様どうかご無事で!!
↓
貴様、サイヤ人だな?
あ?そうですけど?お前誰?
ウチの弟が貴様ら猿共にやられたものでな、兄の俺が死んだ弟に代わって一族の汚名を返しに来たということだ
ところで貴様、超サイヤ人という存在を聞いたことはあるか?
超サイヤ人?フフフ……ッ、俺がその超サイヤ人だと言ったらどうする?
ほう、俺を雇った奴からこの世界に超サイヤ人は今のところ3人いると聞いているが、貴様がその1人か
俺と戦るか?
いや、お前を殺すつもりだ
……ッ!
↓

随分早かったわね、私に何か用かしら?

最初から俺たちがここに来ることは知ってたってことか、なら話が早ェ
テメェぶっ倒して紅魔館(ここ)のレイジングソウルをたたき起こしてやる

そうはいかないわね……
↓
お主なかなかやるでござるな……しかし、ナイフだけでは拙者とは戦えぬ

こいつ、強い……

咲夜さん!!

美鈴?!やっと起きたの?!

すいません、ついいつもの癖でウトウト……でも私が来たからにはもう大丈夫です!!

2対1でござるか、それぐらいでなければ面白くない
↓

おい、冥界にそびえ立ってるあの西行妖に関する資料の場所を教えろ、逆らうようなら容赦しないっス!!

やれやれ、最近は妙なお客さんが多いわね……

私はフェミニストですから、女性にはなるべく手荒な真似はしたくありませんので、早急に教えていただきますかな?

残念だけど、それはできないわ
レミィからアナタたちが来るということは聞いていた、そしてさっきの発言で確信に至った――
アナタたちがこれから何をしようとしているのか

パチュリーさんは西行妖に関する資料を持っています
おそらく知っているのでしょう、私たちでさえ知りえない、西行妖が復活したその先のことを
一瞬証拠隠滅に消してやろうかと思ったんスけど、無暗に殺すわけにもいかなくなったっスね……どうします?

あくまで彼女はその資料を見ているから知っているという可能性も十分にありえます
資料だけ手に入れば問題ないでしょう
でもどうするんスか?肝心の資料(それ)のありかもあいつしか知らないんスよ?
話すつもりもないみたいだし、かと言って殺したらこの広い図書館を虱潰しに探さなきゃならないっス……

ん……?また子さん、もしかすると面等なことにはならないかもしれませんよ
↓
ほんの挨拶代わりだ
……だろうなァ
フッ……口だけではなさそうだな
\ヒュイーン/
さあ、超サイヤ人とやらの力、見せてみろ
↓

クッ……なに?

こいつの狂気に満ちたオーラは…このままじゃ迂闊に近ずけない……

お姉さま楽しそうだね、フランも混ぜて
フラン?!いいタイミングだわ!!
ほぅ…面白ぇ、2人まとめて掛かってきな!!
↓

勝てる!!これなら!!

クッ……
咲夜さん、一気に畳み掛けますよ!!観念しなさい悪党!!
それはどうかねぇ

な、なに?

お主は……⁉

よぉ、加勢しに来たぜ、鬼兵隊

な、何者?!

主ら春雨がどうしてここに?

なぁに、ただのビジネスだ、パラガスの旦那に用心棒のついでにあんたらの手伝いをしてくれって頼まれてな
↓

チッ…!
(なるほど、アイツがフランドール・スカーレット……レミリアの妹か、聞いてた通り中にイイ獣持ってやがる)

……⁉


フラン?!だ、誰?!

この感じ…まさか…。
やぁ、久しぶりだね――

シンスケ

なるほど……あの親父に呼ばれて来たってわけか

そゆこと、相変わらず察しがいいねぇ

で、俺を助けに来たってことか…もしそうなら余計なお世話だ

少し違うけど、結果的にはまぁそうなるのかな?せっかくだし俺も戦いたくなってきたんだ
ククッ…実にてめぇらしい理由だな

じゃあお姉さん達――

楽しませてくれよ?
ぐはあっ‼

またつまらぬものを斬ってしまった……
な、何なの…アナタたちは……⁉

甘いな、妖怪じゃ所詮、俺達夜兎には遠く及ばねぇのさ‼
ハハッ!!

っ?!


無駄無駄無駄ァッ!!
えっ?!

貧弱貧弱ゥッ!!
↓
アイツ絶対また裏切るよ……今だってかぶってるだけで本当はもう記憶が戻ってるのかも……
心配することはない、グリードの記憶は絶対に戻らないよう固く閉ざしてある、流石の私もアイツには信用できなくなったからな
流石お父様、じゃあ心配ないね、でもいつまたああなるか分からないから念のためにあいつを――
それなら心配いりません

っ……⁉

なるほど、あんたが始まりのホムンクルス、俺たちの長男、傲慢のプライド!

初めましてだね、お兄さん…いや、今回はお姉さんって言った方がいいのかな?
グリードのことは私が見張っています、エンヴィー、父上のことは君に任せよう…君は信用できる

ありがとう、俺の賢者の石に変えてもお父様は守るよ
頼みしたよ、我が魂を分けた兄弟たち
阿伏兎、そっちももう終わり?

もう終わり?じゃねぇよ!俺らの戦いでこの館は全滅だ

あり?そういやぁ入ってきた時より随分派手に壊れちゃったなぁ

晋助様、西行妖神書、盗んできたっス!!

いやぁ大変でしたよ、パチュリーさんがなかなか渡してくださらなかったものですから。
読み中…

フッ、なるほど、やっぱりな

晋助様?何がやっぱりなんすか?
……帰るぞ

シンスケ、何が書いてあったの?

西行妖の秘められた大いなる力だ…おかげでパラガスの狙いも分かっちまったよ
果たして高杉が知ったパラガスの目的とは――
~登場人物~
神威
阿伏兎
パラガス(お父様)
江戸川コナン(エンヴィー)
八雲紫(プライド)
レミリア・スカーレット
パチュリー・ノーレッジ
紅美鈴
クウラ














































