私はKくんがいない日は、

必ずいつものパチンコ店にいた。




パチンコ店では常連の顔見知りも増え、

休憩中に会話をすることもしばしあった。




私より5つほど年上の水商売風のお姉さんとは

ほぼ毎回のように顔を合わすようになり、

昼食を近くの喫茶店などで一緒にとる事もあった。





ある日、そのお姉さんに

1度バカラに行ってみないかと誘われた。




バカラというと賭博場で法律にも違反している為


一般では入れないし、
場所さえもわからないことがほとんどだ。

そして大半が経営は暴力団。




とても危険なイメージはあったが、

私は1度行ってみたくなった・・・




そしてお姉さんとの翌日行く約束をした。





深夜1時ごろ待ち合わせの場所に行くと、


お姉さんは仕事終わりだったようで

キレイなドレスに華やかな髪型で別人の様だった。





繁華街の中のレジャービルの一室に案内された。




一見、金融屋かなにかのようなイメージ。




しかし奥に案内されると驚いた・・・




ルーレットやスロット台などがあり、

かなり広いスペースになっていた。



人も思っていた以上におり、

本当に映画で見たような世界だった。





お姉さんは私に簡単に店内の説明をしてくれ、

即座にポーカーをし始めた。




私は一番簡単そうだったルーレットをする事にした。





その日は初めて体験するバカラで、

いくら持って行けばいいのかわからなかったので

金庫の中から100万円を持ってきていた。





ルーレットはパチンコよりも簡単で、

機械に操られている感じもなく



なにより短気な私にとっては

すぐに勝敗がつくことが楽しかった。





結局その日は3時間ほど遊び、


所持金は150万に増えていたのだった。