いつかは新宿に還ろう -72ページ目

立秋



そーだったのか

チャンス

弱っている時

手は必ず差しのべられてくる

ただ
善意の手と
そうでない手は半々で

だいたい
そうでない方が
心地がよくて

そのとき
人は試される

未来が見えないから

愛すべきひとびと

女を口説くわけでなく

男を探すわけでなく

そんな
呑んだくれという人種は

限りなく
不器用で

たまらなく
独りだ