ホワイトローズ | junのおにゃのこライフ

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女装子のお出かけブログですぅ♪

私の名前は田原真希。

今年の4月から某アパレル会社の従業員として働いている新米社会人。24歳。身長は163.5cm。

芸能人で例えると?
うーん、友達からは桐谷美玲に似ているって言われたりするけどw
自分で言うのも何だけど、まんざらでもないって思ってるよw


彼氏?
信じてくれないかもしれないけど、いないの。
片想いはあったんだけど、三角関係のもつれで結局両想いまで発展しなかったの。

実は男性経験もまったくなし。
今どき珍しいよねw

でもホントのことなの。


こんな私だけど、今日は先日仕事がオフの日にあった出来事についてみなさんにお話をしたいと思います。





ホワイトローズ

(前編)





その日私は、特に目的もなく、とある駅ビルのデパートでウインドウショッピングを楽しんでいたの。


すると2人の女性が私に声をかけてきたの。

ひとりは私と背が同じくらい。
女性の私から見ても「イケてる」って感じ。

もうひとりは身長が170cmかもう少し上?サングラスをしている。
サングラスをしていてもその美貌は間違いないことがよくわかったわ。


2人とも歳は30いっているかいないか。
いえ、ひょっとしたら20代前半かもしれないし、もしかしたら30代後半かも。。。
よくわからない。


そのイケてる感じの方の人が私に名刺を渡しながらこう言ってきたの。
「お時間ありません?」

名刺には「○×企画 プロデューサー 高橋菜奈」とあった。

ちょうど暇だったし、話を聞くだけでもいいかな、と思って「ええまあ」って答えると、思いもよらぬ言葉が彼女の口から発せられたの。

「あなたこの子とえちしてみたくない?」

「えっ?」私は耳を疑った。。。



私は恐る恐る手招きをする彼女について建物の脇道に行くと、彼女はバッグから数枚の1万円札を私の手に握らせてきたの。

「○×企画というのは、簡単にいうとアダルトビデオ製作会社。
 こっちにいるのがウチの専属AVタレント『島崎愛』。
 今ね、街角で出会った若いステキな女性とこの島崎とえちシーンを撮ろうって企画を始めてるの。
 このお金は出演料っていうか謝礼。
 撮影後、残り半分、これと同じお金を出すわ」


どうしよう。

冒頭で触れたように、私は性体験なし。
もちろんレズじゃないし、そっちへの関心もまったくなかった。
でも、暇だし。。。


「あ、ところで撮影はどこで?他のスタッフは?」私はそう聞いた。
まさか、男優さんがでてきたら嫌じゃない。
たくさんの人に囲まれての撮影とか屋外での撮影とかムリだし。


「撮影はこの近くのホテル『ホワイトローズ』で。
 スタッフは他にいないの。
 私たち2人だけ」

そのとき、愛さんがサングラスをとって私に微笑みを投げかけた。
「どきっ」
私が想像していたよりずっと美人だった。


私はすっかり安心してしまった。
何よりもこんなにお小遣いがもらえるのなら。。。
返事はYESだった。
私は、すでに彼女の差し出すお札に手を伸ばしていた。





ホワイトローズ

(後編)





「彼女とえちかぁ。。。」
2人のあとをついて行きながら、あらためて「島崎愛」と名乗る女性の後ろ姿を眺めた。

黒系のミニのワンピから伸びている脚のラインがとてもきれい。
ジャケットを羽織っているもののウエストの細さやスタイルのよさはなかなかいいと思った。

自慢ではないが、私も街角を歩けば、芸能界やモデルのスカウトの声がかかることもある。
その私よりも背が高くスタイルもよく、そして美人。

こんなステキな女性とえちするのもいい経験よね。

私はいつしか彼女とのえちに期待を膨らませていた。



ホテルでは、先にシャワーを使わせてもらった。
私の気持ちに迷いはなかった。
それでも初めての体験。
シャワーの音より自分の鼓動の方が大きく感じられた。


愛さんがシャワールームから出てくるまで、私は高橋さんと屈託のない話をしていた。
私をリラックスさせようと高橋さんが上手に話し相手を務めてくれていたんだと思う。


「お待たせしました」
シャワールームから出てきた愛さんはバスローブに身を包んでいた。


「メイクは各自でいい?」
高橋さんの言葉に頷きメイクをする2人。
メイクをしていると、また気持ちが高揚してくるのがわかった。


「あなた、かわいいわね」
先にメイクを終えた愛さんが私の傍らまで来て耳元でそう言った。

そう言ったかと思うと愛さんは私の耳たぶにキスをし、軽く噛んできた。

「あっ」

それ以上言葉にできなかった。
強く目をつぶる私。

愛さんは、お構いなしに私の体を後ろから抱きしめてきた。
バスローブの上から胸を揉まれながら、私は抵抗せず彼女にすべてを委ねた。

「もう撮影が始まっているんだわ」

愛さんにいざなわれ、私はベッドに連れて行かれた。
バスローブ1枚に身を包んだ二人。
ベッドの上で二人は向かい合い、唇を重ね、互いに抱きしめあった。

バスローブの上から私の体をなで回していた愛さんの手は、ついに私のバスローブを脱がしはじめ、直接胸を揉みはじめた。

私も同じように愛さんのバスローブを脱がし、愛さんの胸に手を伸ばした。。。


「えっ!?」
ない。
愛さんの胸がまったくない。

私はビックリして愛さんの胸を見た。
愛さんの胸を見て、私は驚愕した。


私が見たものは。。。
私が見たものは、まさに男性の胸。
間違いない。

驚きあきれかえる私に高橋さんはほくそ笑みながら
「どうしたの?」と聞いてきた。


「だ、だって。。。」
「ん?」
「だ、だって、これ。。。男の。。。」
「ええ、そうよ」
「え?どういうこと?」
「愛は、男よ」高橋さんが横から口を挟んできた。
「そんな話、聞いてないわ。それってサギじゃ。。。」
「あら、誰が愛が女だって言った?
 私は、『この子とえちしてみない』としか言ってないわよ」


たしかに愛さんが男だとか女だとかは言われてなかった。
類い希な美貌の持ち主である愛さんが女性であると私が勝手に思いこんでいただけだった。
でも、それって当たり前の考えじゃない。

バスローブの間から見える愛さんの平らな胸と盛り上がった股間に私は呆然とした。


「納得?じゃ続きを始めましょ」愛さんが再び私に体を寄せてきた。


私は。。。
私は、抵抗することなく、すべてを「彼」に委ねた。