今日、スーパーで通りすがりのお爺さんに『日本一の美人。』って褒められた。
うん、お嬢がね。
そして、
『ほんま美人や。どっかからもらってきたんか。』
『お母さんより美人や。』
何か。つまりは私はブサイクと、暗にそう聞こえる。
お嬢とママは誰が見てもクリソツなのにね。パパさんの遺伝子どこ?ってくらいなのにね。
だけどそんなこと言われても何にも腹立たない。
だって悪意なんてこれっぽっちもないもの。
ただお嬢に魅了されて、足を止め、一緒のベンチに座りおしゃべりしただけ。
あっ、おててタッチのサービスもしたけど。
お嬢がいなければ関わることのなかった人。
杖をつき、少し足を引きずり歩くお爺さん。
ユーモアに富み、優しい笑顔のお爺さん。
お嬢にたくさん話しかけ、手に触れ、発せられた言葉。
嫌に思えないよね。
もしかしたら、お嬢を通し誰かを思い浮かべたのかもしれない。
もしかしたら、誰も身寄りがいないかもしれない。
明るく、社交的で子ども好きなのかもしれない。
知らない人だけど、
ほんの少しだったけど、
何だか優しい時間だった。
