15分で完成 手作りアイスの謎 | 2013理科の時事問題をたくさんUP。受験、中学・高校定期テスト向け

2013理科の時事問題をたくさんUP。受験、中学・高校定期テスト向け

毎シーズン、テストの時期になってくると 忘れたようにやってくる時事問題対策。いつも、「あ~、普段からニュースに目を光らせておけばよかった・・・」と思うんだけど、気が付いたら忘れてる。そんなあなたのために、時事ネタをUPしていきます。

こんにちは。

先日、小学生の子供達といっしょに、
【1コインで実験教室 夏休みの自由研究】という企画を行いました。

その時の実験は、
【10分で氷点下 混ぜるだけの手作りアイスクリーム】

作り方は、動画を用意したので、
見てみてください。



ここでの疑問。
「なぜ、氷に塩を混ぜると こんなに冷えるんだろう?」

僕も、小学校、中学校の頃に、なんとなく習ったことがあると思います。
改めて考えると、
正直、「そういえば、なんでだろう?」と思ったりします。


実は、この「冷え冷え原理」は、
あなたも日常的に、活用しているかもしれません。

例えばこちら↓
中学までの理科で世の中がわかる!-ヒヤロン
ロッテ「ヒヤロン」です。
最近はコンビニでも売っているのをちらほら見ます。
商品を叩いて、中の水袋を割ると、
急激に冷えてヒヤ~っとする商品です。


実は、
「氷に塩を混ぜると冷え冷えになる」と
「ヒヤロンを使うと冷え冷えになる」
は、同じ原理を使っています。

それが「溶解熱」です。

↓イラストを見てください。
上が「塩と水」の例、
下が「ヒヤロン」の例です。

中学までの理科で世の中がわかる!-溶解熱


何かが、水に溶ける(溶解するとき)に、
熱を奪っていくという性質があります。
(溶解熱)

塩が水に溶解することで、
冷たかった氷が、さらに冷たくなったんですね。

ヒヤロンも同様です。

僕たちの生活は、
こうした化学反応が日常的に起こっているんですね。

ヒヤロンは、化学的な性質を上手に商品化した
アイディア商品といえるでしょう。

【参考サイト】
ロッテ ヒヤロンの仕組み