先日、小学生の子供達といっしょに、
【1コインで実験教室 夏休みの自由研究】という企画を行いました。
その時の実験は、
【10分で氷点下 混ぜるだけの手作りアイスクリーム】。
作り方は、動画を用意したので、
見てみてください。
↓
ここでの疑問。
「なぜ、氷に塩を混ぜると こんなに冷えるんだろう?」
僕も、小学校、中学校の頃に、なんとなく習ったことがあると思います。
改めて考えると、
正直、「そういえば、なんでだろう?」と思ったりします。
実は、この「冷え冷え原理」は、
あなたも日常的に、活用しているかもしれません。
例えばこちら↓

ロッテ「ヒヤロン」です。
最近はコンビニでも売っているのをちらほら見ます。
商品を叩いて、中の水袋を割ると、
急激に冷えてヒヤ~っとする商品です。
実は、
「氷に塩を混ぜると冷え冷えになる」と
「ヒヤロンを使うと冷え冷えになる」
は、同じ原理を使っています。
それが「溶解熱」です。
↓イラストを見てください。
上が「塩と水」の例、
下が「ヒヤロン」の例です。

何かが、水に溶ける(溶解するとき)に、
熱を奪っていくという性質があります。
(溶解熱)
塩が水に溶解することで、
冷たかった氷が、さらに冷たくなったんですね。
ヒヤロンも同様です。
僕たちの生活は、
こうした化学反応が日常的に起こっているんですね。
ヒヤロンは、化学的な性質を上手に商品化した
アイディア商品といえるでしょう。
【参考サイト】
ロッテ ヒヤロンの仕組み