唐突ですが、私のいま住んでいるところは大分県国東市です。
隣は杵築(きつき)市、別府市と続きます。
杵築市は城下町の風情を残し、南こうせつが移住しています。
市役所は元スーパーをちゃっかりリフォーム、箱モノ行政もしておらず感心。
今年は杵築高校が甲子園初出場。私がTVを見たときは常総学院相手に3回で14対0、「このままじゃ50対0になっちゃう」と期待?しましたが結局そのまま終わりました。
そんな杵築は別府に行くときいつも通り抜けるのですが、国道沿いに秀逸な看板があります。
交通安全標語といえば
「とび出すな 車は急に 止まれない」(1967)
「せまい日本 そんなに急いで どこへ行く」(1973)
「ぼくはここ チャイルドシートが 指定席」(2011)
(全日本交通安全協会・毎日新聞社「交通安全年間スローガン」最優秀賞)
というのがフツウで、この看板にはびっくり。
笑っちゃうほど「そのとおり!」でインパクト大。
たぶん毎日新聞社に応募しても佳作にもかすらないと思うけど。
五七五もまったく無視。
この夏、私の誕生日に夫が「今日別府行くけどなんか欲しいものある?」と言うので、「う~ん、あっ、あれ撮ってきて!」と頼んで、わざわざ車を停めて看板を撮ってきてもらいました。
いつも車で通り過ぎてるから気づかなかったけど、作者の名前が書いてある。
「八坂善一郎翁」
どこのおじいさん?
調べたら、昭和21~22年衆院議員。昭和30年杵築市誕生以来、20年杵築市長を務めた人で、2002年に県交通安全協会杵築支部長が「昔市長が『これからは車社会。とにかく車は気をつけよう』言うとったな~」とこの看板を立てたそうです。
もしかしたら杵築市民にとっては「八坂さんのありがた~いお言葉」という付加価値があるのかもしれないけど、「いいものをつくろう」という努力をはるかに超えたところに傑作ってできるんだなあ、と思わせてくれます。
大分県だからってわけじゃないかもしれないけど、こういう天然さが大分にはあるかも。
大分、標語、っていうと思い出すのは……
東京で就職して数年後のこと。
同期のNくんが、とある雑誌を見せにきました。
「来てみろ大分県、見てみろサルのケツ」
(大分県 JUN)
(大分名物、高崎山自然動物園の野生おサルさん)
私が大分出身なのもNくんは知っていました。
しかも作者が字までまったく同じの、同姓同名。
しかも作者が字までまったく同じの、同姓同名。
「えっ……、そうなの……?」
と半信半疑の彼。
たしかに同姓同名だけど、こんなことを言うキャラだと思われていた(ばれていた)ことに慌てました。
こんなブログを読んでくださってる方はすでに本性?にお気づきだと思いますが、会社では「まじめな働き者」キャラだと思われてると自負してたのに…見抜かれてた?
Nくんとは同じ部署になったこともなく、新人研修で一緒だったくらいなのに……。
それにNくんは大学時代はボランティアをしていて、それこそ表彰してあげたいくらいの真面目人間。つねづね尊敬していたNくんに、「ケツ」で受賞する女と思われていたとは……。
その後、会社の人たちにもお祝いの言葉をいただき…。
自分の評価と周りの評価のくいちがいに気づかされました……。
まあ、人違いはともかく、これまた突き抜けた標語です。おそるべし、大分県。
それにしても、同じ名前だと同じキャラになったりするのかしら~?






