2013年越し八ヶ岳山行 | 思うままに

2013年越し八ヶ岳山行

12月30日朝6時30分に山仲間の仙人Tさんと出発。
いつものように登山口である美濃戸口(標高1500m)への到着は10時15分頃。

どういうワケか天候はしとしと雨。

仕方なくレインウエアを身に纏い、スパッツを装着して10時40分に出発。

1時間程で美濃戸山荘に到着し、10分ほど休憩。

ここ最近は北沢で登ることが多かったので今回は南沢から行くことにしました。

途中、高巻き区間が完全に凍結していて難儀したけど
30分位かけで何とか通過。
(アイゼンを使えばなんて事無く10分位で通過出来たんだけどねw)


その難所を通過した頃から雨は雪に変わっていました。

そこからはひたすら歩く歩く。。

のんびり歩きすぎて行者小屋に到着したのは15時過ぎ。

降雪が凄くて景観ゼロ。
仕方ないので夕食まで飲んでましたw

今回は2人で個室に宿泊。
誰に邪魔されることなく炬燵でのんびり暖まる事が出来た。
2名で個室だと炬燵を挟んで布団を敷けるから、

消灯時間まで布団に入りながら足先は炬燵に入れることが出来て
これがまた幸せな暖かさなんだよね。


とかいう間に31日の朝。

この日は行者小屋(標高2354m)から天望荘(標高2720m)までの移動のみ。
天候は曇り。天望荘は雲の中。

ちょっと嫌な予感がしたが、9時20分出発。
樹林帯の中は割と締まった雪で、歩きやすかった。

樹林帯も終わりになりかけた頃雪質に変化が現れたんです。

そう、サラサラの新雪orz

前に登った人が付けた踏み跡をトレースしようとしても、
いとも簡単に崩れてしまうのですorz

もうね、ひたすら踏みつけまくりながら登りました。
岩稜帯に入ると比較的歩きやすくはなるものの、代わりに吹き上げの強風。。

天望荘に到着した時は11時50分になってました。

到着した時の小屋の入り口からの景色です。
思うままに-極寒

お昼はカレーうどん♪
思うままに-カレーうどん
そして、荷物を部屋に置き、リラックス。
Tさんと持参した焼酎で宴会スタートw

夕食の準備が始まる頃、年越し名物の生ハム登場♪
思うままに-名物の生ハム
撮影後、スタッフの方がひたすら切り出してました。

夕食が始まる頃には3合弱飲んでしまい、すっかり酔っぱらい◎

夕食も程々に19時前にダウン。。。

楽しみにしていたイベントにも参加出来ずorz

目が覚めて食堂に行った時にはTVから除夜の鐘の音がw
そう、紅白も終わり、「行く年来る年」が始まったところでした。。

少しTVを観て、12時を越えたところでスタッフの方と新年の挨拶。
ポカリスエットを購入して再度就寝。


元旦は朝6時過ぎに起床。

宿泊したみんなが外の天気を代わる代わる確認します。
そして朝食が終わった頃、一瞬雲が切れました。
思うままに-御来光~
慌てて外に出たんですが、左からガスが流れてきてしまいました。。
この後、何度か粘ったものの撮影チャンスは無し。。。

8時くらいになると晴れ間が出てきて赤岳も姿を見せてくれました。
思うままに-元旦の赤岳
おー、真っ白やんけー!

で、本日の気温は
思うままに-最高気温が-12℃ってw
相変わらずの寒さです。

ちなみに前日は最高-2℃、最低-12℃でしたw

で、厄介なことに風速が20m程。
外に立つと氷の粒が痛い痛い。 その時の動画はこちら

この日は元々小屋に滞在の予定だったので、朝から宴会してました。

そして15時少し前、最後のメンバーが到着。
思うままに-待ち人来たる
朝7時から登り始めてきたようです。

元旦の夜も楽しい宴会になりました。


そして2日の朝、前日よりも風が強いorz
どうみても軽く風速20m以上はある。

さて、どうしたものかと悩んでいると8時半くらいに先発隊が出発。

後発隊のリーダーとして見られていたのか、
小屋の主人から他の人たちが判断を待ってると催促された。

いや、そんな。。。俺か?

意を決して自分達3人の他に12人を引き連れて9時過ぎに出発。

自分は最後尾に付くことにしました。
地蔵の分岐からは、樹林帯に入るまで吹き上げの強風との格闘です。

最初の鎖場を越え、狭い尾根を過ぎたところで右にトラバースしながら下る筈なのに、先頭が尾根伝いに直進してるのを発見!
すかさず大声でミスコースを指摘。

先頭の3人は10m程新雪の中に入り込み、崖の手前まで行っていました。

自分の立ち止まった場所がちょうどトラバースに向かうところだったこともあり、
先頭を交代し、隊列を整えることにしました。

その後はミスコースするような箇所もないので、

何事もなく全員行者小屋まで1時間半で下山させることが出来ました。

ただ、先頭の辛いところは休みたくても休めないこと。
お陰で両腿に乳酸が溜まりまくりで大変でした。


思うままに-行者小屋到着
ようやく自分を撮って貰えたw

30分程の休憩の後、南沢ルートで下山。
2時間少々で美濃戸山荘、20分程休憩して50分で美濃戸口に無事到着。

相変わらず下りが速い山行でした。