６日目：『中国→モンゴル』K23国際鉄道30時間の旅
４月５日、故宮から戻り、リラックスしながら明日の準備をし、
寝ないで朝までいようとPCを開きながら爆睡w
朝５時半。ふと目が覚める。
モンゴル、ウランバートル行きの列車は７時４７分発。
チケットには
「４０分前には乗り場にいてください。」
と書いてある。
1 Hai innから北京駅まで地下鉄で１５分弱だから
６時半には駅に行こうと思い、６時にチェックアウト。
１０分程で宿を出て、雍和宮の駅へ向かう。
ちょうど６時半。いい時間だ。
地下鉄も特に後れもなく６時４５分、北京駅到着。
大きな電光看板に「K23 ウランバートル」の文字を発見。
今日は無事に運行されそうだ。
（過去に一度だけ出なかった事があるらしい）
今回は軟臥という上中下の「中」で行く事に。
３０時間という長旅だし、モンゴルではゲルに訪問するから
体調崩したくないと思い、軟臥に乗る事にした。
駅構内に入ったら、乗り場待機はエスカレーター上って待合室へ
４番ホームからの出発のようだ。
軟臥の人は待合室の様なものがあったらしいが、
僕はどこにあったか分からなかったので、硬臥の人と同じ場所で待機。
３０時間という長旅なので、駅構内にある売店で、
カップラーメン１個、リンゴ２個、梨２個を買って待合室へ。
１０数分待っていると、ぞろぞろと動く気配が。
その流れに便乗し、受付でチケットを渡す。
（この瞬間が毎回ドキドキする）
当たり前だけど、OKのサインが出て、いざホームへ。
朝の光に照らされ、神々しくも見えた国際鉄道。
更に出入り口には、駅員達が凛と直立不動の姿勢。
電車に乗るだけなのに、ちょっと緊張した。
座席の確認をするため、駅員に聞いてみる。
「あっちだ」
ん～。怖い＞＜
しまいには、なぜだかチケットの国籍が「日本」となっていて、
「これ本物のチケットか！？」と聞かれる始末w
ジャパン！ジャパン！！
といって、なんとか説得し、座席へ。
寝台なので、２段ベッドが左右にあり、
真ん中にお茶を置く台がある。
しかし、誰もいない。
入るのがちょっと早かったんだな。
そうそう、もう少ししたら誰か来るだろう。
誰だろう？
中国人か？モンゴル？韓国？それとも欧米？
男か女か、３０時間も共に過ごしたらどうなるんだろう？？
ドキドキ
ドキドキ
ドキドキ
ドキドキ
プシュー
え～！！！
誰も来ない！！w
誰も来ないまま鉄道は走り出す。
そうか、次の停車駅で乗ってくるんだな。
しかし、
次の駅も、次の駅も、誰も乗ってこない。。。
そればかりか、その１車両に僕しか乗ってないのです。
僕以外、乗客がいない。。。
いるのは、凛として立っていた男達だけである。
大丈夫かな？
そんな思いを少しだけ抱きながら列車の旅は始まったのです。
続く
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今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございます！感謝！！
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ちょうど６時半。いい時間だ。
地下鉄も特に後れもなく６時４５分、北京駅到着。
大きな電光看板に「K23 ウランバートル」の文字を発見。
今日は無事に運行されそうだ。
（過去に一度だけ出なかった事があるらしい）
今回は軟臥という上中下の「中」で行く事に。
３０時間という長旅だし、モンゴルではゲルに訪問するから
体調崩したくないと思い、軟臥に乗る事にした。
駅構内に入ったら、乗り場待機はエスカレーター上って待合室へ
４番ホームからの出発のようだ。
軟臥の人は待合室の様なものがあったらしいが、
僕はどこにあったか分からなかったので、硬臥の人と同じ場所で待機。
３０時間という長旅なので、駅構内にある売店で、
カップラーメン１個、リンゴ２個、梨２個を買って待合室へ。
１０数分待っていると、ぞろぞろと動く気配が。
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朝の光に照らされ、神々しくも見えた国際鉄道。
更に出入り口には、駅員達が凛と直立不動の姿勢。
電車に乗るだけなのに、ちょっと緊張した。
座席の確認をするため、駅員に聞いてみる。
「あっちだ」
ん～。怖い＞＜
しまいには、なぜだかチケットの国籍が「日本」となっていて、
「これ本物のチケットか！？」と聞かれる始末w
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といって、なんとか説得し、座席へ。
寝台なので、２段ベッドが左右にあり、
真ん中にお茶を置く台がある。
しかし、誰もいない。
入るのがちょっと早かったんだな。
そうそう、もう少ししたら誰か来るだろう。
誰だろう？
中国人か？モンゴル？韓国？それとも欧米？
男か女か、３０時間も共に過ごしたらどうなるんだろう？？
ドキドキ
ドキドキ
ドキドキ
ドキドキ
プシュー
え～！！！
誰も来ない！！w
誰も来ないまま鉄道は走り出す。
そうか、次の停車駅で乗ってくるんだな。
しかし、
次の駅も、次の駅も、誰も乗ってこない。。。
そればかりか、その１車両に僕しか乗ってないのです。
僕以外、乗客がいない。。。
いるのは、凛として立っていた男達だけである。
大丈夫かな？
そんな思いを少しだけ抱きながら列車の旅は始まったのです。
続く
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