先日、リトリートの下見を兼ねて久高島へ行ってきました。
その数日後、小池都知事の緊急記者会見で不要不急の外出自粛要請が発表され、今回の沖縄リトリートは中止にすることにしました。
楽しみにしてくだっていた参加者の皆さんには申し訳ない気持ちと、お会いできなくなって残念な気持ちでいっぱいでしたが、
「次回の開催には絶対行きたい!」
「次回楽しみにしています」
「秋には久高島に行きたい」
と言ってくださり、本当にありがたいです
下見を兼ねた久高島は平日ということと、コロナの影響で観光の方も少なかったためか、とても静かでゆったりとした時間が流れていました。
同じ格好で気持ちよさそうに寝ていた猫
車もほとんど走っていない島なので、人工的な音が全くと言っていいほど聞こえません。
風の音や波の音、鳥のさえずり、風に揺れる木の葉の音、そこには自然が奏でる音だけが聞こえてくるんですね。
そして、その音に耳を澄ませると自分の内側が静まり返っていくのを感じます。
自分の内側の奥深くに静かに繋がっていくような、
あるいは奥深くに沈んでいくような不思議な感覚でした。
今、世界は目まぐるしく変化しているけど、私達の内側には変わらないものがずっとあります。
それをヨガではプルシャと呼ぶけど、
魂でも、
本来の自分でも、
本質でも、
神でも、
呼び名は何でもいいのだと思います。
静かな場所や自然の中に身を置くことで、内側にある変わらないものにアクセスしやすくなるのだなと改めて実感しました。
今回は中止としましたが、この情勢が落ち着いてきたらまた企画する予定です。
一日も早い終息を祈りつつ、今はひとりひとりができることを行い、
感染を拡大させない心がけが大事なんだろうなと思います。