幼少期から病弱だった著者がなんとか病弱から逃れたいと思って医学を求めた。
だが、現在行われている医学や医術は対症療法や手術療法である。
それは、原因療法でなく、結果療法であって医術の本来の姿ではないと悟ったとのこと。
同じ病気にかかってもある人は悪化して、ある人はいつの間にか治ってしまうものもある。
それを研究した著者は、体質の差ということにいきついた。
食物や栄養学を学んだ著者がたどりついたのが「味噌」であったとのこと。
興味深かったのは、長崎の原爆で被爆した著者や患者の救助にあたった従業員に原爆症が出なかったというもの。
原爆症が出なかった原因の一つは「わかめの味噌汁」であったと確信していると書いてあった。
私は日頃から味噌汁を毎日飲んでいるのだけど、これを読んで味噌汁を飲むことへの意欲(?)がわいてきた
体質と食物―健康への道
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