「『大きな取引したいんだけど、向こうの社長さんイケメンじゃないと頷かなくてさぁ~2人くらいでいいから行ってきてくれない?』だって」
眠そうな顔で不機嫌な声で大野から告げられた案件にみんなして不満な声をあげる。
「取引は社長が行けよぉ」
「そうですよ!イケメンじゃなきゃって社長も十分イケメンでしょうよ!」
「ってかザックリしすぎなんだよ!なんだよ大きな取引って!」
「どこの会社かくらい教えてくれよ」
そんな4人の声なんて聞く気もない大野は3人掛けのソファーを陣取って居眠りを始めた。
「コラ!リーダー!あんたが行きなさいよ課長なんだから!」
「ニノが行ったほうがいいよぉ。マジックとかで心掴んできてぇ」
「そうじゃん!ニノがいいって!マジックとかけん玉とか!」
矛先が自らに向いてるのに気づいた二宮は妥協案を提示した。
「ならじゃんけんにしません?平等ですし。」
「いいんじゃね?じゃんけんなら負ける気しねぇ!」
気合い十分の櫻井はワイシャツの腕を捲った。
「「「「最初はグー!ジャンケンポン!」」」」
「嘘だろ~~~~」
「ふふ、勝ちましたね」
「それじゃ、相葉さん翔さんいってらっしゃ~い!」
明るい声で2人をはやしたてるが、二宮松本の心境は複雑だ。
松本は櫻井に、二宮は相葉に熱い視線を送るものの。
視線を送る2人も、送られている2人も全くその視線には気づいていないだろう。
松本は櫻井に対する気持ちを尊敬だと思っているし、二宮は相葉に対する感情は友情だと思っている。
果たして本当にそうなのだろうか。。
2泊3日の出張編に続く