ISRC: USTC00923772

牢屋
牢屋の中の囚人は僧侶のようです。祈り、思索し、許された範囲を歩きます。おそらく外には青い空や高い山があるはずですが、彼は知ることができません。
Prisoner in the prison is a monk. He is praying, thinking and walking in a small area allowed. Maybe there are high mountains, blue sky, but he doesn't know. A technique arranged "serie" I developed was used.

オリジナルの曲名は「ブータンの山々」。セリ―法という作曲技法を改良して制作しました。セリー的なフレーズを時間方向に2倍、4倍、・・として重ねあわせます。また、変拍子で、3拍子→5拍子→4拍子→3拍子→5拍子と変化し、繰り返されます。


"JBK Industrial Phenomena"
ISRC: USTC00923766

水族館
多くの魚や海の生き物が水槽の中で踊り、楽しんでいます。楽しそうに見えるのは、我々が限られた大きさの水槽の外にいるからでしょうか。この曲は、あるゲームメーカーへのプレゼンテーションビデオのためのBGMとして制作しました。
This piece was composed for a demo video reel in the presentation to a game company. Many fishes and creatures from the ocean are dancing and enjoying in the limited pool.

シンセサイザーのドラムキットの音色を使って、魚たちの動きの表現を試みました。シンセサイザーが変わると、もう同じ表現はできません。


"JBK Industrial Phenomena"
ISRC: USTC00923765

ハードディスクドライブ
この曲はウォルフラムのセルオートマトンを使った自作のブログラムで自動作成されました。彼のセルオートマトンは美しいパターンを生み出します。特にこの曲で使ったルール45は、本物の貝殻のような、ゆらぎと秩序が溶け合うパターンを描きます。
This piece was generated automatically by using my algorithm featured Wolfram's cellular automata. The cellular automata sometimes generate beautiful patterns. Especially the pattern generated by its "rule 45" looks like real creatures such as shell including chaos and order.

音符の並びは完全に自動作成されていますが、音色と左右のパンニングと音量のみ、「アレンジ」しました。この作曲者は誰になるんでしょうね。



"JBK Industrial Phenomena"


ISRC: USTC0092376

地下鉄
地下には私たちがまだ知らないことがたくさんあります。私たちは地球の表面のごく薄い範囲に住んでいます。優しく静かに地下鉄は地下を進んでいきます。
Under the ground, there are too many things still unknown for us, since we are living in a very thin area on the earth. Subway runs calm and slowly in it.

この曲はいとうせいこうのライブの最後の曲にインスパイアされて作りました。女性ボーカルのための曲です。まだシーケンサーが珍しかったころ、この曲の伴奏を入力して準備して、あるジャズボーカルの方に歌をお願いしました。準備はしていたものの、スタジオでいろいろてこずって、ずいぶん彼女を待たせてしまい、「キカイって不便ね」と言われました。



"JBK Industrial Phenomena"



ISRC: USTC00923758

空母
兵器の進化はあまりにも多くの悲しい物語をもたらしてきました。でも、兵器そのものはときに美しいことがあります。この曲は、ある現代音楽のコンサートの開場ベルの代わりとして制作しました。
The progress of weapons of course have brought us too many sad stories, but a weapon as a product itself is beautiful.

最初のバイオリンは、若手のクラッシックの演奏家たちの合宿にご一緒したとき、録音させてもらったものです。ちゃんとした曲の録音が目的でしたが、演奏前のチューニングしている部分が気に入って使いました。Industrial Phenomenaで、唯一マイクを使っている曲です。これに続くストリングス系の和音は、現代音楽の作曲家の先生にアドバイスしてもらって、何度か作りなおしました。「低音域から高音域までバランスよく鳴らす方がいいよ」というコメントが印象に残っています。


"JBK Industrial Phenomena"



ISRC: USTC00923753

凍れる時間
時間に関して語る十分な時間はありません。私はときどき、時間が凍りついて、止まったように感じることがあります。とても不思議な経験ですが、幸せな気持ちになります。
I have no enough time for talking about the time. But, I felt sometimes the time is frozen. It is very mysterious and happy experience.

メロディの「シb シb シb ラ シb ドレーシb ファ」の最後のファは、伴奏のファと重なります。つまり、ピアノで独奏するとき、右手は最後の音を弾きません。ひとつのメロディラインを異なるパートに受け継がせていく手法がありますが、これはその小さな一例。本来は2台のピアノのための曲です。ひとりで弾くときは、運指の都合上、長い音を出せない箇所があります。



"JBK Industrial Phenomena"

ISRC: USTC00923755

エスカレータの下の椅子
私は水の中のエスカレータの下の椅子に座っています。ここでは、魚たちがキスをしてくれます。エスカレータの上にはあなたが待っていてくれます。でも、そこは時間が流れていないので、私は行くことができません。
This piece describes a chair under an escalator. Under the escalator, I'm sitting on the chair, filled with water, fishes are kissing me. Over the escalator, you are waiting for me, but I cannot go up because there is no time there.

この曲は、ピアノソロのために作りましたが、ベースとのデュオ、ギターカルテット用にもアレンジしました。テンポはエスカレーターの動くスピードをイメージしています。途中、「ミ ファ# ソ# ラ シ」というブレークで調が変わります。といっても4度平行に上がるだけですが、視界が開けた感じになります。
ISRC: USTC00923750

交通検問
工業製品は時に混乱をもたらします。そのために、新しい規則や法律が作られてきました。信号や検問は心地よいものではありませんが、必要なものです。自動車はひとつひとつ制御されているわけではありませんが、工場のベルトコンベアーに乗った製品のようにスムーズに流れていきます。
Sometimes industrial products bring confusion and chaos. And we also produce new rules and lows. We are not comfortable with the traffic check point, but it is necessary. I imagined well organized cars crossing like factory line. They are not contolled by themselves, but by something we don't know.

ベースラインに休符を多用してみようと考えて作り始めました。何年もかけて何テイクも録音しましたが、同僚のS君がドラムパートを打ち込んでくれたものが気に入っています。途中のブレークでピアノのアルペジオになりますが、アルペジオのスタイルのまま、ドラムのフィルインと共に、テーマのコード進行に戻ります。


"JBK Industrial Phenomena"


UPC: 859702048724

工業的現象
現代を捉えるために、工業的な現象を見る必要があると思いました。人類がそれぞれの幸せのために製品や仕組みを作り続けています。幸せは時代や場所やひとによって異なり、ときにある人の幸せはほかの犠牲を伴います。また、創造した目的とは違う効果や心象を与えることもあります。まず、これらの工業的現象を素描し、その次に地球や惑星の科学、そして人間の関係について考えると、現代が捉えられるのではないかと思います。
First, we should think about the recent industrial phenomena, then concerning about earth and planetary science, finally human relations.

Artist: Jumping Bacteria Kids
Label: Jumping Bacteria Kids
Genres: Jazz, Inspirational
Release Date: 02-Jul-2009
Original Release Year: 2009
ID Number: X183492

主な使用機器
KORG M1, KORG 01W proX, AKAI Sampler
Macintosh
Mark of the Unicorn Performer, Digital Performer
In-house software


"JBK Industrial Phenomena"