​ディスレクシア(読み書き障害)がある中3の息子。

今日は、彼の大きな変化についてお話ししようと思います。

​思い返せば数年前。

専門の方からは、

「文字の習得に力を入れても、努力に見合うだけの成果が得られない覚悟が必要」

だと言われていました。

​「それよりも、タイピングを覚える方が現実的だよ」と。

​親としては、それでもなんとか……という思いもありましたが、現実は厳しかったです。

​中学1年生になっても、英語の「a」と「b」と「d」の小文字の区別がつかない。

わからなくてパニックになり、苛立ちを抑えきれず、ノートをぐちゃぐちゃにしてしまう。怒るキレる。

学校でも、ノートは取れなくて仕方ないが許される状態が続いていました。

​「このまま、文字を書くこと、学ぶことが嫌いになってしまうのかな」

そんな不安を抱えていたんです。

国語は漢字の読みがたまに当たるのと、記号問題が適当にあたるので15点くらいとる。英語も記号問題があたるので運ゲーみたいな状態。数学は記述はだめでしたが、小5で九九をマスターしたので計算はなんとか。理科社会はひらがなオッケーの許可もらったので、激甘で点数もらってました。

​ところが、中学2年生になったある日。

息子がポツリと言いました。

「僕、バカだから賢くなりたい」

​その言葉をきっかけに、彼は急激に変わり始めました。

​今まであれほど苦しんでいたのが嘘のように、文字に向き合う姿勢が変わったんです。

「覚えられない」と諦めるのではなく、「どうすればわかるか」を自分なりに模索するようになりました。

​ディスレクシアの症状が軽くなったように感じるほどの、その後の成長。

要因は、周りの働きかけよりも何よりも、彼の中に芽生えた「自分を変えたい」という強い意志だったのだと痛感しています。


そして何より好きなものの力がデカかった