爆笑問題の太田光が、高市早苗大臣のメディア停波に関しての国会での答弁について噛み付いたらしい。
まあこんな芸人が政治に対して何を言っても、そこは自由なのでどうということもないのだが、その内容が酷い。
「高市早苗がもう、『電波停止だ』って。お前の顔の方が電波停止だ、バカ野郎!お前の顔が映せねえわ、バカ野郎、高市。お前。モザイクかけるぞ」

これって、口げんかで行き詰った小学生並ではないか。
いや、いまどきの小学生ならば、もう少し気が利いたことをいうかもしれない。
お笑い芸人らしい洒脱さもない、こんな発言を放送する意味がさっぱり解らない。

直接関係はないが、この太田の発言を受けた夫人は「大臣って偉い方なの?大臣って?分からないわ。頭の良い方なら分かるんだけど」とツイートしたそうだが、頭の程度の低さという点では、お似合いの夫婦というべきなのだろう。

そもそも爆笑問題、特に太田光っていうのは本当に面白いのだろうか?
少なくとも、私は一度たりとも面白いと感じたことがない。
それだけならば好き嫌いの話なので構わないのだが、この程度の人間がビートたけし氏や明石家さんま氏、タモリ氏、ダウンタウンなどに次ぐ存在の大きさであるということが理解できない。
晩年の立川談志が褒めたからなのか、爆笑問題が話題になり始めたとき、「天才」という冠詞とともに、この名前は聞いたものだ。
どういう力関係が働いているのかは知る由もないが、この程度が仕切れるほどお笑い業界が程度の低い業界だとは、私には思えない。

こんなのを中心とした番組作りだから、テレビを見ようという気になれない。