私はまた同じ過ちを繰り返すのだろうか。
もう十年以上も同じ事を繰り返している。
頑張って、頑張って。
それに耐え切れなくて挫折してしまう私。
自分を創りすぎて『自分』を出せなくなった私。
その結果、私は多大なプレッシャーを感じるようになった。
本当は私にそんなもの求めていなかったのかもしれない。
本当は作り物の私なんか見抜かれていたのかもしれない。
本当は・・・。私なんて誰も見ていなかったのかもしれない。
それでも私は、自分を「良く」見て欲しかった。
だから。
誰からも頼られる人になろうと、
誰からも好かれる人になろうと、
誰からも信じてもらえる人になろうとしたんだ。
私は変な方向に頑張りすぎてしまった。
いつも、いつも、いつも、いつも。
どうして上手くいかないんだろう。
どうして挫折してしまうんだろう。
いつだったか親から聞いた。
高校1年の時の話だったと思う。
やっぱり、私は自分を作りすぎて、上手くいかなくて、嘆いていたとき。
「文月は辛いときでも表に出さないから」
そう担任が言っていたと聞いた。
親はやっぱり私の親でそんなことはとっくに気づいていて。
でも。
私は担任にまで見抜かれていたんだ。
そんなに話したこともなかったのに、
そんなに私をしたないはずなのに。
私を見ていてくれた人がいて、嬉しかった。
だけど、だけど。
同時に恥ずかしかった。
私はいつまでたっても変わらないのだと。
いつも笑顔でいたのに、いつもみんなの前にいたのに。
私の仮面はいつも脆すぎる。
ちょっとぶつかっただけで跡形もなく粉々になってしまう。
でもそんな仮面でも被らずにはいられない。
いつか見抜かれてしまうと分かっていても、
本当の『自分』を知られたとき、
受け入れてもらえなかったとき、
きっと私は耐えられない。
あぁ、人の本質って何年立っても変わらないんだ。
私は出来損ないの仮面を被り、今日も歪んだ道を歩いていく。