朝5時、スッと目が覚めた。昨日温泉から帰宅後、夕食を食べずにそのままソファで寝てた。ざっと10時間寝てた勘定だ。
台所の食器を片付け、朝刊を取りに行く。やけに静かだ。いつもならプリンスが起きたら「顔を見せて」とせがむ犬くんが居ないのだ。 今朝はいつものインスタントコーヒーではなく、濾し紙を使いコーヒーを入れた。 香ばしい匂いがした。味もスッキリして良かった。 20年振りに味わう開放感のある朝だ。 鎖から解かれた犬も天国で開放感を味わっるんだろうな。もうお互い泣かなく済むな。
昨夜は珍しく犬が鳴かず、久しぶりに熟睡した。 朝、6時に起きたがいつもと違って周りが静かだった。 庭に寝かせてた犬を見ると全く動かない。犬は穏やかな顔だった。きっと最後は苦しまずにあの世に旅立ったのだろう。ダンボールの棺桶に庭の草花を切って入れた。赤いバラ、ピンクの百日紅そして紫露草… 動物葬祭店に行き、火葬を依頼した。 さようなら、 犬くん。天国で幸せにな。
広い野原の木陰で犬を休ませていると、いろんな人が心配して話し掛けてくる。先日はプリンスが居ない時に二人の娘さんが水を飲ませてくれていた。そればかりか餌までくれた。てっきり、保健所の人かと思ったら、 「私たち、犬の訓練士なんです」と名乗ってくれた。 また、今朝は公園のトイレ掃除に来たおばちゃん二人が老犬介護の仕方を教えてくれた。動けなくなった犬にオムツシートを買うように勧められ、早速買いに行った。「なるほど、これなら後始末が楽だ」と思った。 世の中捨てたもんじゃないな!親切な人たちありがとう!