Eden.

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現実。

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お姉ちゃん、見て!

お揃いでリボンつくったの。

ふふ、かわいいでしょ!ひとつあげるね。

 

あれ、お姉ちゃん……元気ない?

じゃあこのリボンに僕がおまじないかけてあげる!

お姉ちゃんだから……特別だよ。

 

むむ……お姉ちゃんが元気いっぱいになりますよーに!

 

はい!これで大丈夫。

僕が結んであげるね。後ろ向いて。

 

僕、いっつもにこにこしてるお姉ちゃんが大好きなんだ。

だからはやく元気になってね。

 

 

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以上よろしくお願いいたします。
閲覧ありがとうございました。

おかえり。

今日もおそかったね。

 

え、怒ってなんてないよ。

ただ、ちょっと心配……かな。

 

君が頼りにされてるっていうのは、分かるよ。

僕も君につい頼りがちだし……

 

君のその優しいところ、大好きだよ。

でもね、いつか崩れてしまわないかって心配でしかたないんだ。

 

 

さぁ、ご飯にしよ。

今日は君の好きなオムライスにしたんだ。

あっためるから、少しソファでくつろいでいて。

 

はい、ホットミルク。

 

僕には君の抱えている仕事を減らすことはできないけど……

少しでも君の心を癒すことができたら、嬉しいな。

 

君はがんばりすぎちゃうところがあるから……

僕の前くらいでは弱いところを見せてよ……な、なんて……

 

わ、ちょっと涙すごいよ!?

もう……そんなに抱え込んでたの?君ってひとは……

 

無理な時は「無理!」「できない!」って言ってもいいんだよ。

もし君が全部抱えなきゃ回らない世界なら、そんなのさっさと滅ぶべきだ。

 

……少し楽になった?

そう。それならよかった。

 

……「ありがとう」、は、こっちのセリフだよ。

 

よし、オムライス食べよ。

ふふ、無理に元気にならなくていいよ。

 

 

僕はずっと君の傍にいるから。

 

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閲覧ありがとうございました。

自分の記録も兼ねてコスメとかのレビューっぽいのしていこうかなって。

まずは第一弾です。目に入ったやつを選びました。

 

今日はこれです。

 

 

【越冬クリーム】

 

冬前に買ったのかな……?

購入時期は忘れてしまったけど、100gでワンシーズンはもちました。

 

 

幽理の使い方としてはですね、

 

①お風呂上り

②朝の洗顔後

 

この2つがメインです。

 

化粧水→乳液→保湿 ここで使ってます!

 

 

かなり保湿力がありまして、寝る前に塗っておくと朝までカバーしてくれます。

匂いもきつくなくて、リラックスして眠れると思います。

ただ、寝相悪くて枕とかシーツとかに顔こすっちゃうと落ちちゃうのが注意ですね……。

 

朝の化粧前に使う場合は、しっかりぬっちゃうとべたついてしまうので、うすくのばすのがおすすめです。

 

顔にも体にも使えるので、容量の多いものを買ってお風呂上りの全身保湿につかうのもありだと思います。

コスパはめちゃめちゃよいと思います。

 

 

こんな感じで、気が向いたときに記録増やしていきますね。

もし誰かの参考になれたらうれしいな。

 

君が軽口をたたく。

なんてこともないことに、僕の時間は少し静止する。

 

そう。だって君に近づけたってことだ。

にぃと口元をやさしく歪める君に、釘を打たれたように目がくっついていく。

 

でももうあと少しなんだ。

君と同じ空間にいられるのも、君との関係を言葉で言い表せるのも。

 

仕方ない。最初から分かっていたことだ。決まっていたことだ。

きっと時間が忘れさせてくれる。いつものように。

 

だけど何だろう。なんとも形容しがたいぐるぐるとした感情がどうも絡みついている。

わかっている。全部わかっているよ。

でもね、認めちゃいけないんだ。これは仕舞っておくべきものなんだ。

だからこの感情には名前はつかない。それを生じさせているものもずっと知らないまま。

 

あと一寸。

それまではそう、一寸だけ、いつもよりわがままになってもいいかな。……なんて。

 

「恥の多い生涯を送ってきました。」

 

まったくもってその通りだ。

「恥」は嫌だ。

回避したくなる。とても嫌な感覚だ。

 

なぜ人間が羞恥心を得たのか。

知恵の果実。禁断の赤い実を口にすれば、僕にも解るだろうか。

 

蛇は仲間が欲しかったのだろうか。

罪を共有する悪友が。

 

 

他者から見たらどうでもよい事柄。

僕の妄執だとはわかっている。

 

ただどうしようもなく己が恥ずかしいのだ。

僕が他人に対して僕の立場を見たら、きっと「なんだ、そんなことか。」と、一蹴することだろう。

 

そんな些細なことなのだ。

そも、相手は僕のことなどさほど気にかけもしないだろうに。

 

人間の感情とは本に厄介なものである。

あぁ、恥ずかしい。

 

暗くて、落ち着ける場所。

そんな場所でひっそりと、

機会はあった。

駆け引きなんてガラじゃないけど。

 

ただ、単純に。

ここで食いついてしまうのは、安直な気がして。

 

僕は怖い。内面を見透かされるのが。

すごく怖くてたまらないんだ。

 

でもね、ずっと君に会いたい。

僕はどうかしてしまったみたいで。

 

どうしたらいいのか。ねぇ、教えてよ。

 

なんて。

 

過ぎたものは戻らないし、僕は過去に囚われる性質でもないけど。

IFの物語を考えては、心臓がぎゅっとなるんだ。

 

知らないよ、こんなの。

幾度となく醒めてきた、夢。

 

だけど今回は、ずっと解けないで。なんて。

呪いでも構わないんだ。一思いにさ、

天気は曇り。

僕の心の中をそっくり映したような、どす黒い曇天。

降るなら降ってしまえばいいのに、暗く重い雲がぐるぐると掻きまわされている。

 

深く、ため息をついた。

 

会いたい、君に、会いたい。

 

そう考えれば考えるほど、現実味がないと嘲笑する僕の理性が僕をどつぼへと落とし込んでいく。

 

会いたい。しかし、算段はない。

不毛だと押さえつければ押さえつけるほど、君への思いは募ってゆくばかりだ。不毛だ。そんなことは痛いほどわかっているのに。

 

本当に恋とは厄介な魔物である。

これだけ君のことを考えておきながら、成就させる気は毛頭ない。

君だって僕に想われるなんて、とんだ災難だろう。前世ではどんな業を積んだんだい、と問いたくもなる。

 

つまるところ、誰も得をしないのだ。

だから一刻も早くこの感情には消えてもらいたいものだ。

 

しかしそれとは裏腹に、君とのことを考えて満たされる僕もいる。

罪悪感。言いようのない罪悪感。

 

そして取り巻く恐怖。君にこの思いが見透かされてはいないだろうかと。

僕は怖くてたまらない。

気づいたところで、君は相も変わらない態度で接してくるのだろうけど。

それでも僕は、怖いんだ。

自分の浅はかさが、他人に垣間見られてしまうことが。

 

僕を救ってくれ。

もし地上に神がいるのなら、この迷える子羊に道を示してはくれないだろうか。

君が来た。

僕に興味なんてなさそうに、鞄を置き、コートを脱いで支度を始める。

 

君が僕に興味なんてなくても、僕は気になるんだ。

だから今日の君がどんな表情をしているのか知りたくて、顔を上げる。

 

バチッ。

目が合った。君と、目が合った。

電流が流れたような、なんてありがちな恋愛小説の出会いの表現ではないけど、本当に、感じたんだ。聞こえたんだ。バチッという音を。その衝撃を。

 

驚いた。何よりも、君が僕の目を見ていたことに。

一瞬の出来事で、君は全く気にした様子もなく作業に取り掛かるけど、僕は少し浮かれてしまう。

 

あぁ、好きだ。

恋愛は好きになった方が負けっていうけど、その通りだと思う。

僕の負けだ。君のことが気になって仕方がないんだ。

 

もしかしたら、この本が目に入ったのかもしれない。

少しでも君に近づきたくて買った、この本が。

 

文字を追う僕の目は、処理をする脳はもう君に囚われて機能しない。

どうしようもないな、って我ながら少し呆れるけど、この時間が幸せなんだ。僕が息できる場所。僕でいられる時間。

「こんにちは。」

 

彼女は言った。

僕は顔を上げ、彼女を一瞥すると、また読んでいた冒険譚に目を戻した。

 

彼女は気分を害した風でもなく、僕の隣に腰を下ろす。

視界の端に彼女のいたずらっ子のような笑みを捉えたが、そのまま文字を追っていく。

 

「コーヒー、お願いします。」

 

カウンターの向こうで新聞を読みふけっていたマスターに、凛とした声で彼女が注文を入れる。

 

「あいよ。」

 

のんびりとした動きでマスターが重たい腰を上げる。

 

「僕も、お代わりください。あと、ホットサンドを。」

 

持ち上げたカップが空だったのに気づいて、僕もついでに注文を入れる。

小腹もすいていた。

 

「あっ、私も。私もホットサンドください。」

 

身を乗り出して彼女は言う。その屈託のない笑顔が、何故か眩しかった。

 

「はいはい。」

 

マスターは苦笑しながら手際よく用意を進める。