ソラ子、いつからか？12月くらいからかなぁ。しまじろうのひらがなボードで遊ぶのが好きになった。

まだ与えるつもりはなかったひらがなボードを、しまってあったところから見つけ出して、勝手にひっぱり出したの。

これ、カイカイの時にもらったしまじろうの付録で。

カイカイがこのひらがなボードを受け取った時は、カイカイはもうひらがなを覚えた後だったから、楽しいおもちゃとして遊んだけれど、ひらがなを覚えるための道具として使いはしなかったもの。

それが…

ひらがなを教えるなんてことは全くしていなかったソラ子にとっては、とっても面白い教育おもちゃとして活躍することに。

ソラ子の難しいところは、

本人は「楽しいおもちゃ」として遊びたいの。

でたらめにひらがなボードを押しまくって。いろいろ音が出るのが楽しくて。

あ、興味を持っているから…とこっちが下心を持って、「そらの『そ』はどこかなー」なんてアプローチして、ちょっとでもなにか「わかるか試されている」みたいな感じになると、すぐ「おしまい！」になっちゃうの。

手ごわいでしょ。

だから、ずーっと期待もせず。

どうせおもちゃとして押して遊んでいるだけ。

「おーっとと、ととっと、とりっぴぃ！」のフレーズがおかしくて、そこばかりうんざりするほど何度も押して、ゲタゲタ笑い転げたり。

「き、キリン太。き、き、き、き、き、き、キリン太」と、同じ音を連打して、それがおかしくてケタケタはしゃいだり。

そんなことを勝手にずーっとやっていた。

そのうち時々、「そら」とか「かい」とか、名前を打って見せたら、自分も真似してやろうとするようになって。

あのひらがなボード上だったら、「か」と「そ」と「い」がわかるようになって。

あまりにやっているから、「きりんたのき」「れもんのれ」「おにぎりのお」「なすのな」とか。

あのひらがなボード上だったら、パッとどこにあるか素早く指せるようになって。

それでも、まぁ、「あのひらがなボードでだったら」という限定付きの理解なんだろうなと思っていた。

それにしても、ソラ子がこんなに熱心にひらがなボードで遊ぶなんて、ありがたい！渡りに船！

ひらがなに興味があるみたいだし、よーし、この機会に覚えてもらおう！

というわけで。

カイカイの時に作った、ひらがなカードを引っ張り出してきて。

修正しないといけないものは修正を加えて、ソラ子用に与えることに。

「め」はメリッサ（カイカイの当時の担任）だったのを「め（目）」に変更。

「き」はきーちゃん（カイカイの昔のお友達）だったのを「キリアン」に変更。

そしてなにより！「そ」はソフトクリームのそだったのを、「そら」に変更…などなど。

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このお手製ひらがなカードを見せてみて初めて気づいたんだけれど。

ソラ子、しまじろうひらがなボードで、実は多少、ひらがなを覚えていたみたい！

おぉぉ！

例えば、「き」の文字を見ると（キリアンの写真を隠した状態で）、「きりんたのき！」とか。

「な」を見せると（写真はおとーさん）、「なすのな！」とか。

しまじろうボードの絵にあったものを伴って、ひらがなを言うのよね。

ちゃんと文字の形を覚えていて、違う場面でも言えているじゃなーーーい！

けっこう、いけてるじゃなーーーい！

期待薄だったために、余計にうれしい！

こうなったらーと、今度はカイカイの時に大活躍した、なつかしの「あっちゃんあがつく」を引っ張り出して、ソラ子と寝る前に読んで遊ぶことに。
（※カイカイは多分2歳になってすぐの頃、この本にはまって、ほぼ全部暗記したツワモノだった）

「えっちゃんえがつく、エビフライ」→「エミリちゃんのえ」

「かっちゃんかがつく、カステラ」→「カイカイのか」

「なっちゃんながつく、納豆ねばねば」→「おとーさんのな」

「まっちゃんまがつく、マカロニグラタン」→「まぁちゃんのま」

「おっちゃんおがつく、おにぎり二つ」→「Oちゃんのお」

などなど。

ソラ子も、自分の知っている人の名前と組み合わせて、ひらがなが入ってきているよー。

ちゃんと何文字わかるか数えたことないけれど、印象では10文字ちょっとは読めるんじゃないかなー。

おぉぉ！驚きだわー。

せっかくなので、この調子でがんばって覚えてもらおうと思っていまーす。

ソラ子のひらがな学習