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夕方、ソラ子のレックバレーボール中、レックの横の公園でオレオの散歩をしていたら。
フィールドでサッカーの練習をしている子たちがいて。
コーチが「Bring it in!」って声をかけていたのね。
要は、日本語で言う「みんな、集まれ!」とか「集合!」みたいなかけ声なんだけど。
初めて聞いたときは、へーーーそうやって言うんだーって思ったわ。
ん?一体何を持って行くの???みたいな感じじゃない?
この「Bring it in」…Itは何を指しているんだろう?って思うよね。
同じように「Itって何?」と思ったのが。
「How's it going?」のIt。
アメリカに間もない頃、学校のクラスメート(キャピキャピの日焼けブロンド…絵にかいたようなキャリフォルニアーーンな見た目の20代前半ガールをイメージしてくれ)に、歌うように「How's it going!」って聞かれたのが、
おかーさんの「How's it going?」初体験だったんだけれど。
その時、一体何を聞かれているのかわからなくて、凍ったよね(笑)。
あれから20年。
生まれたての赤ちゃんが大人になるような年月を経て。
今じゃ、自分が「How's it going?」と人に聞いているような、すっかりなじみな言葉になったけれど。
要は「どんな感じ~?」みたいな質問。
英語の「It」…なんとなく使われていて、真面目に「それは何を指しているんだろう?」と考え出すと、よくわからないことがあるよなー。ほかにもそういう例、あるかなー?と。
そんな話をおとーさんにしたら。
おとーさんが、「You're It!」は? と。
えーーー そのIt?
そうねーまあねー。
確かに、You're Itの「It」も一体何?って感じだわね。
この場合、直訳すると、「あなたが「それ」ね!」みたいな感じ?
これ、鬼ごっこの時に使われる言葉ね。
「You're It!」って言ったら、「あなたオニね!」ってこと。
ね?
英語の「It」、よくわからん使われ方するよね。
以上、おそらく日本の英語教育ではあまり習わない?生きた英語の話でしたー。
ホームカミングダンスがあった週末。そのおかげで、バスケの活動は一切なくて。カイカイは珍しく(ホームカミングダンス以外)何の予定もない週末を過ごしたのね。
で。
おうちでのんびりしたカイカイ。
一方でソラ子はバレーボールのトライアウトで忙しい週末だったから、おとーさんと出かけていたりして。だから、カイカイとおかーさんが二人で家にいた時間が数時間あったのね。
カイカイ。
放っておいたら、自分の部屋でスクリーン三昧になっちゃうんじゃない!?とちょっと気になったんだけれど。
でも、実際は。
スクリーンもちょっとしたけれど、多分、2時間?とか、設定されているスクリーンタイムが終わると、リビングにやってきて。
アレクサで音楽かけながら、携帯いじってゴロゴロしたり。
おかーさんがプリントアウトしておいたボランティアの申込用紙を記入したり。
けっこう、おかーさんのそばで時間を過ごしてくれたのよね。
あと。
家で二人だけだったんだけれど、けっこうおかーさんとおしゃべりしてくれるのよ。
どんな話したかなぁ。
そうそう、自分の英語のクラスにKaiが3人いることとか。英語のクラスなんて複数あるんだから、何も一つのクラスにKaiを3人入れなくてもよかったのにーとか。同じ学年にアリッサと言う名前の女の子が複数いて、しかもラストネームもすごく似ているんだよーとか。
昨日のホームカミングダンスはすっごく音がうるさくて。あんなにうるさくなくてもいいのにとか。10時からは一般のお客さんのための通常営業に戻るから、9時半になったら、とっとと追い出されたとか。
ホームカミングダンスに来ている人の中には、普通のTシャツみたいな恰好の子もいたし。黒いシャツに、腕のところに金のラインが入っているシャツを着ている子がいたんだよーとか。
そう言えば、T君は(カイカイと小中学校が一緒)?T君はカイカイたちと一緒に過ごしたの?それともラグビー部の子達と一緒だったの?って聞いたら。
Tは…誰と一緒にいたのわからない。ラグビー部の子達と一緒って感じじゃなかったけれど…僕たちのところに来たから、そのまま僕たちと一緒につるむのかと思ったら、僕たちが移動した時に一緒についてこなかったんだよね。I don't know.なんでこないのかわからない。 みたいな話とか。
ペットアダプションイベントのボランティア、やりたかったけれど、連絡がこないねー。
お金を払ってボランティア団体に登録しないとボランティアができないなんて、おかしいよね!
自分の時間をただで提供するのはオッケーだけれど、自分の時間を提供してボランティアをするのにお金を払うなんておかしいよ!!!と、強く憤慨したり。
なんかね。久しぶりにいろいろしゃべったなーと思った。
会話している中で、カイカイと言う人間がどんな人なのか感じられる一幕もあったり。
そして、いろいろしゃべってくれる姿を見て、なんか…かわいいなーと思ったのよ。
15歳の高校生男子だよ。
かわいいよね。
おかーさんが10年前に想像していた、「高校生になったらこんななのかな?」とはちょっと違う。
もっと、扱いづらくて、全然相手にしてくれないのかと勝手に覚悟していたかも。
やっぱり見た目はかわったけれど、昔のカイカイと、基本、変わってないよね…そう思った日曜日の午前だったのでしたー。