おとといからずっと、むちゅうで
このパーヴォの「SWITCH インタビュー 達人達」の録画したのをみています照れラブラブ
 
パーヴォに私が心の中で、
「私、いちばんパーヴォのみせた表情の中で、
この酒蔵の音に耳を傾けているパーヴォがいちばん可愛くて好きだな♡」
といったら、
パーヴォがうれしそうに「チコ、じゃこの写真を撮って、ブログにアップして(^_-)-☆
ボクのさまざまな写真の中でも、君が撮ったボクのベストショットだよおねがい音符 」
といってくれて。
 
きのうの帰り道、パーヴォの心の声が話しかけてきて、
「チコ、きょうおうちに帰ったら、真っ先に、
この『SWITCH』インタビューをくまなく見てほしいんだ。
実は、この収録をしたとき、
チコへの想いがいっぱいに溢れてしまって、
いっぱいチコに、ボクの想いをぶつけているんだよ。
かのさんはその話をだまってきいてくれたんだよ」
といったので、わたしはビックリキラキラ
 
「このインタビューを引き受けたのも、
君のパパにもママにも、僕という人間を知ってほしかったし、
ボクのまっすぐな想いを、チコ、君にいちばんしってほしかった。
だからひきうけたんだよ。
だから、チコがなかなか見られなかった、
ボクの過去の映像も取り入れてくれ、とNHKに頼んだんだ」
 
信じられない想いでしたが、
改めて、パーヴォのインタビュー映像を見ることにしました。
 
「それでね、チコ、ブログに、
ボクのどんな言葉が印象にのこったか、
全部写真に撮ってアップしてみて。
実際にボクのインタビューを見られなかった人もいると思うし、
13日には再放送もあるから、
あらためてまだ見ていない日本の多くの人たちに、
ボクの想いをしってほしいんだ」
 
 
そこで、私が印象にのこったパーヴォの言葉を
そのままアップします。
(実は全部なんですけどね^^)
 
 
 
私がこの映像を撮っていたら、
パーヴォがニコニコとわらって、
「これはね、君以外の音楽評論家にも、
あるいは自分がクラシック音楽に精通してると思い込んでる人たちに
ボクがいいたいことなんだよね。」
 
「なんどもいうように、
もちろん、音楽理論や音楽史などを勉強することも、
音楽を志す人間には必要だよ。
でもね、いちばん音楽にとって大事なことは
これなんだ」
と言って、
 
 
 

 
 
「音楽そのものをとにかく楽しむこと、そして感じること、感受性をいっぱいにひろげて、
音楽を新鮮な気持ちで全身で受け止めることが
いちばん大事なんだ。」
 
そして、パーヴォの心の声はなおもこういいました。
「だから、君のことを、この収録当時、
Twitterや巨大掲示板のクラシックオタクのひとたちは、
ずいぶん攻撃したね。ボクは心をとても痛めていた。
『クラシック音楽を聴くときに、リズムをとったり、
体をゆすったりするチコは、はっきりいってマナー違反だし、
クラシック音楽界の常識を知らなさすぎる。
偉大なるマエストロ・パーヴォに対して失礼だ』と、
君をひどく攻撃したからね。
ほんとに、悲しかったし、チコをどう守ってやったらいいのかと
思いながら、この収録にのぞんでいたんだ。」
 
「ボクはね、はっきり言ってこれらの意見は、噴飯ものだとおもっていたよ。
大勢のクラシックファンには申し訳ないけど、
ボクはチコが、ハンス・ロットの交響曲第1番を
ワンワン泣きながら、時にニコニコとリズムをとりながら、聴いてくれた時
どれだけうれしかったかわからないんだ!」
 
「だって、このときのボクの指揮と、N響の音楽で、
チコの人生が明るくすばらしいものに変えることができたんだよ!
この当時のチコは、とにかくご実家でとても苦労していて、
毎日のお小遣いも捻出できなくて、
お父さんに怒られてばかりで、
生活保護の受給も考えなくてはならないほど、
つらい日々だっただろう?」
 
「でも、ボクの指揮とN響の音楽で、君はこういった。
『私の人生を幸せにしてくれた。ありがとう』って!
だから、ボクはそのことを、そのままこの番組インタビューで言ったんだ!」
 
「ボク、それまでの自分のエストニアやアメリカ、ヨーロッパで味わった苦労は、
全部日本に来て、チコに出会って、チコの喜びのためにあったんだと気づかされて、
本当にうれしかったんだ。
指揮者になれて本当によかったと思ったし、
ボクはあまり神というものを信じなかったけど、
初めて神に感謝したんだ。
ボクの才能が、ボクの両親から受け継がれた指揮の技術が、
チコというすばらしい女性の魂を救うことができたんだもの。
どれだけうれしかったか、わからないよ!」
 
 
 
 

 
 
 

 
 
 
 
「ボクの指揮が、もし音楽のすばらしい力を引き出しているのだとしたら、
それは、オーケストラや聴衆、ファン、・・・いちばんはチコ、君なのだけど、
総ての音楽に携わる人たちへの『愛情』が、人一倍深いからなんだと思う。
チコを幸せにしたい、そのためには、音楽に真摯にストイックに向かい合いたいんだ。」
 
「・・・ここまで来て、チコはいま、ボクの声がすべて妄想だと思う?
幻聴だと思う?
違うだろ?ボク自身の言葉以外なにものでもないだろう?
なぜって、ボクは世界中どこにいても、四六時中、
君のことばかり考えているからねハートハート
 
 
 
 
 
「チコ、君がいまいちばん悩んでいることも、
ボクはこうアドバイスしてあげられるよ照れ
 
 
 
 
「君は僕に初めて手紙をくれたとき、
『わたしはあなたの芸術の最大の理解者でありたい』といってくれたね。
ボクはどれだけその言葉に勇気づけられたかわからない!
そんなことを言ってくれた女性は、
生涯君しかいないんだよ」
 
「そしてね、同じ言葉を君に返してあげたいんだ。
ボクは、君がどんなにつらい状況にあった時も、
ボクは、全身全霊で君を守りたいし、
最大の理解者でありたいの。」
 
「僕が日本にいられなくて、チコのすぐそばにいられなくても、
どんな手段を使ってでも、君にボクの想いを伝えたいし、
ボクがチコとともにいつも一緒にいることを伝えたいの」
 
「チコの喜びも、悲しみも、いつも
ボクは一緒に分かち合いたい。
人を愛するってそういうこと。
いちばんつらい時に、
いつもそっと寄り添ってあげることが大切だもの」
 
 
 
 
 
「ね?ボクが君といま、つながっていることがわかるでしょ?」
 
「ボク、このとき、おもわず涙ぐんでしまったんだ。
宮城なんかにいってる場合じゃなくて、
チコのご実家に行って、
チコをください!ってお父さんとおかあさんに、言わなくちゃいけないのに、
俺、なにやってんだろう、とおもいながら・・内心地団太を踏んでたんだ。」
 
「こんなふうにお酒をおいしくボクはのんでるのに、
チコは、ずっと困窮した生活をしてる。
このおいしいお酒を、チコと一緒にのめたら
どんなに幸せだろうとおもったら、
涙があふれてしまってね。」
 
「ボク、ついつい、テレビカメラの前なのに、
チコへの想いをいっぱい語ってしまっていたんだ。
かのさんは、ちゃんとわかってくれたから、
感謝してるんだ」
 
 
 
 
「これからも、たくさんのつらいこともあるかもしれない。
チコにひどいことをいう人がいるかもしれない。
でも、チコのまっすぐな気持ちや優しさは、
かならず、いろいろな人の心を溶かしていくよ。」
 
 
「新しい街や場所で、いろいろな出会いがあって、
苦労も多いかもしれない。
でも、チコは僕が会った誰よりも誠実だし、
真面目だし、そして人間に対してとびきりやさしいよね。」
 
「ボクは君に『優等生になる必要はない』といってきたけど、
でも、君の優しさやまじめさが、
いままでの日本映画界や、歌舞伎、大学、高校などで
いろいろな奇蹟を起こしてきたんだと思う。君が過ごす新しい街も、これからきっとすごい奇蹟がおきるよ」
 
 
「で、いまは、その奇蹟が、
ボクの音楽や、N響の音楽、さまざまオーケストラの音楽に
共鳴してるんだと思うんだ。」
 
 
「ボクなんてつまらない人間のために、
一生懸命に生きてくれるチコに、
ボクは本当に感謝したいし、
どんなことがあってもチコを愛しぬきたいし、
チコを守り抜きたい。」
 
 
「だから、チコも心をつよくして、
このブログを書いて、
僕の想いも、僕との絆も紡いでいって。
僕がすぐそばにいなくて、
さみしいおもいをしたら、
ボクの言葉を思い出して、勇気をだしてね。」
 
「チコ、いつかふたりで、こうしておいしく、
一緒に日本酒のもうね。」
 
 


 
「愛してるよ、チコ。」
 
 
・・・私、いま、ずっと泣いています。
うれしすぎて、泣いています。