20代の海老蔵さんは、坊主頭にニット帽姿が定番で、ワイドショーでよく見かけた記憶がある。


顔といい態度といい、わたしは嫌いだった😥


それから後のいつだったか、たまたまテレビで「勧進帳」が放送されていた。

歌舞伎には全く興味がなく、見る気もなかったが、「勧進帳」の弁慶じゃない方の役者さんがとてもかっこよかったので、見入ってしまった😍


それが、海老蔵さんを見直す?きっかけとなった。


本人は好きじゃないが、白塗りの顔は好き😊✌️


初めて生海老蔵さんを見たのが、四国こんぴら歌舞伎の「暫」


やっぱり歌舞伎は芝居小屋が似合う😊✌️


あれから海老蔵さんが琴平座に来ることはないので、貴重な体験だった。


生前のお父さん、團十郎さんは海老蔵さんが不祥事を起こすと、「わたしの育て方が間違っていたんでしょう」と言っていたが、「市川家の荒事には合っているんです」とも言っていた。


合っているとは、あの「暫」や「押し戻し」などの派手な隈取りや重たい衣装に大きな声、あれで舞台に出てきてぴったりくる!


そういう役者が海老蔵さんということです😊✌️


歌舞伎には荒事がつきもの。

ただセリフで終わるだけの演目は居眠りするだけ。

時代には合っていません。


お客さんを引き付けるには人気役者がいないとどうしようもありません。


海老蔵さんの性格がどうのこうのと言われるのは致し方ないこと。


幼少時からまわりのお弟子さんたちに囲まれちやほやされて、腫れ物にさわるように育てられて、世間一般の性格になるはずがない。


かといって、全部がよくないわけではなく、ポニョを見て号泣したとか、純真なこころの持ち主なのは確か😊✌️


今團十郎さんがいたら、どんな言葉をかけてくれたのかなと思ったりする。


いちばん心労なのは、海老蔵さんのお母さんかもしれない。同じ母親として心配です😥