コザクラダイアリー -13ページ目

あの日の孤独


今日は小さな進歩があった。


餌を向けても一切くちばし開かなかったカップケーキが、今日の朝ほんの少しだけ食べてくれた。


食べたというか、くちばし動かしただけだけど、進歩!ママ嬉しい!!


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でもまだ手を怖がってなついてくれない。





今日は午後休だった。

仕事の後、銀座の脱毛サロンに行った。

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今日は雨だったけど、通常なら仕事しているはずの平日の午後に銀座をフラフラするのは楽しかった。



一人ランチ。
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サンデーブランチってゆうかわいいケーキがたくさんあるカフェで

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本当ならここ、
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お姉ちゃんと来ようと思って前から目つけてたお店だったのに

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なんかひとりで来ちゃって、寂しかった。



銀座の街歩いてたら、お姉ちゃんがどこかにいる気がした。



どっかの角曲がったら、もしかしたら偶然バッタリ会うかもなんて思っちゃったり目


銀座にもどこにもいないなんて、遠くに行っちゃったんだなって考えてたら、懐かしい気持ちを思い出した。








あれは小学生の時だった。

土曜に一斉下校という、登校班で連なって帰らなくちゃいけない日があって、お姉ちゃんが卒業して班からいなくなっちゃった時期



まじめな私は律儀にきちんと整列していた。


近所のキウプリんちのまこっちゃんは私の一個上の男子なのだが、班長のくせに朝は当たり前のように遅れてくるため、副班長だった私が結局毎朝先頭だった。



一斉下校の日、全校生徒が校庭に班ごとに整列する。



早く揃った班から帰れるという焦燥感誘ういちいち意地悪な日本の教育指導。なにも帰るときまで協調性の勉強させなくたって...




まこっちゃんは、朝もこなければ帰りもなかなかこなかった。


早く帰りたい気持ちと、みんなどんどん帰っていくのに自分は帰れないという虚しさそして心細さ。



真夏の太陽が照りつける校庭に、一生懸命立ちつくす私と班員達。



とその時、



ガクッと私のヒザがいきなり曲がった。前のめりになりとっさに手を地面につけた。ランドセルの鍵がしまっていなかったら、確実にあかってただろう。




やっと登場した班長に、ヒザカックンされた時、汗ばんだ手のひらにこびりついた砂を払いながら私は、孤独を感じたのである。



もうこの校庭のどこにも、姉はいないんだと。



手のひらの擦り傷は、私の気持ちに比例してジワジワと痛かった。




そう、あの日の気持ちに似ているのだ。と、今日思い出したのだった。








帰りはバス停でママと遭遇したので一緒に帰った。



家に帰ったらカップケーキが待っていた。


こうやって

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一時間くらい手を入れて、慣れてもらおうとしてるのに

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なかなかのっかってくれないけど、




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毎日一センチでも距離を縮めながら、いつか彼からよって来てくれるのを気長に待とうと思います。







もしかすると彼もまた、孤独を隠す同志なのかも。