今日はあまり病気本編とはちょっと外れた内容ですが、
周りの人への告知、本人への告知、
そういったことについて書きたいと思います。
感じたこと、経験など、ぜひコメントにてお聞かせください。

※これは、あくまで私の経験談をお話しさせていただく
ことが目的であり、
別に誰かを責めたり、そういうことではありません。
家族は家族の立場で、その時できる最良のことを
してくれたと思っています。


今回私は、入院してすぐは意識が混濁していたのもあり、
自分がくも膜下出血だという自意識は、
しばらくの間ありませんでした。
家族も、気を遣ってくれたのかもしれませんが、
状況についてはほとんど口にしませんでした。

なので、私は、2年前に起こった髄膜炎と同じようなものだろうと
思っていて、
おととしは2週間で治ったのに、今回は全然
先に進まないなぁ…とか思っていました。

2週間くらいしてからでしょうか、
先生たちが話している言葉の中に、
「出血の原因がわかればねぇ」と言っているのを聞いて、
えっ? 出血!?
と、出血していることすら知りませんでした。

家族はなかなか触れる気配もありませんので、
くも膜下出血で、脳動脈瘤が破裂していて、
その動脈瘤の場所がいまわからないから、
検査してそれを突き止めようとしている、
ということも、全く知る由もなく、
迎えた4月7日。

私にとっては突然の、
「脳動脈瘤」の4文字と、手術。

まさに根耳に水でした。


まぁ、終わってみると、仕方のないことなのですが、
日付の感覚すらわからなくなっていた入院当初は
別として、
少し落ち着いたら、自分の病気のこと、
少しでも、わかっていたら、
もう少し、
「安心」が得られたかな…
という気持ちはあります。

いや、もしかしたら、混濁状態の時に
話はされていたのかもしれませんが、、、
入院して3~4日間のことは覚えておりません。。

病気を知る、ということは、勇気であり、
強さであると思います。

わからないから「不安」なのであって、
知っていれば、覚悟はできます。

病気になった時に、家族が、医師が、
本人に告知するかどうか。
私は、今後もし万一、そういうことがあれば、
なにも包み隠さず、教えてくれたらいいな、
と思います。


もうひとつ。
いとこの姉が、7月に無事第一子を出産しました。
「心配するといけないから」といって、
私の病気のことも入院のことも話さず、
私の姉の子を見に私の家に集まった時も、
私がいないのを、仕事だと言っていたそうです。

しかし、どうやら、姉経由で、
入院のことがちらっとだけ通ってしまったとか?

そういう、つじつま合わせが私はあまり得意では
ありません。
口裏を合わせるって、なんか悪いことしてるみたい。

やさしい嘘ということでもありますが、
できれば包み隠さずにやっていきたい。

確かに、心配が不安にさせてしまい
ストレッサーになってしまうのは怖いことです。

でも、芝居をするにも限界があるんじゃなかろうか…と…

来週、そのいとこの姉と長女に会いに行きます。

訊かれたら答えるけれど。
もう、ほとんど終わったこととしていいはずだし、
今元気な私自身が何よりの確証ですから、

でも、なんかちょっと罪悪感なのはなんでだろう…



病気ってほんと、ナーバスになるし、
神経質な扱いをしなきゃいけないものかもしれないけれど。
でも、先も書きましたが、
やっぱ、知ってれば、知らないよりは、
少しは強くいられる気がするんです。
気のせいかな?

まどろっこしいの嫌いな性格なので。
嘘がつけない性格なので。
こういう場はちょっと苦労です。

やりこなしてくしかありませんが…

体調は昨日よりはよくなりましたが
相変わらず「甲殻類」です。
だいぶやわらかい甲殻類になってきましたが…(笑

今日は恐らくもう更新しないと思います。
明日からお仕事の皆様、がんばってください^^