こんばんは、ジュリアン・アレクサンダーです。
9月の中旬、急に恐山に行きたくなりました。
恐山を参拝し、そして恐山の宿坊に泊まってみたくなったのです。
思い立ったが吉日、高品さんを誘って行くことにしました。
通常、東京からの交通手段は飛行機あるいは新幹線で青森まで行き、
そこから電車とバスを乗り継いで行くのが一般的なアクセスでしょう。
しかし、今回我々はなんと車で行きました。
それがアッチ(お金)の問題であることを、あえて否定はしません。
というわけで、金曜の深夜に練馬ICを出発して、ひたすら北へ向かったわけです。



途中、仮眠等を挟みながら、10時頃には八戸に到着。
朝食を求めて陸奥湊まで移動します。


お目当ては陸奥湊駅前市場の朝市!だったのですが、まさかの定休日。
これはさすがにショックです。
仕方ないので、「みなと食堂」というお店へ。

ジュリアンは、ひらめの漬け丼といちご煮を注文。

朝から贅沢ですね。
そこから日本海沿岸をドライブ。
三沢あたりの海に寄り道です。

いやあ、良い天気で最高でした。


ロングドライビングの疲れも一気に吹っ飛びます。

下北半島に入り、車を走らせます。
非常に天気が変わりやすく、雨が降ったりやんだりの連続でした。
この辺はあれです、六ヶ所村のあたりです。

半島を逆サイドの方へ行くと、途中、いい感じの駅があったので寄り道。
「赤川駅」という駅です。

滞在中、何度も線路を通ったのですが、一度も電車が走っているのを見かけませんでした。

腹が減ったので昼飯です。
下北駅前にある「下北駅前食堂」というお店です。

地元の人に超人気みたいで、むつ市にこんなに人がいるのかと驚かされるくらい混んでいました。
自慢のラーメンとカレーを注文。

ラーメン、美味かったですよ。
さあ、いざ恐山へ向かいます。
恐山に近づくにつれ、どんどん雨が強くなってきました。

着きました!

しばらくすると雨もやんだので、夕飯までの間、散策です。



まずは、「三途の川」です。

いやあ、三途の川ですよ…
本当にあるんですね。
三途の川の橋の袂には、変なババアとジジイがいます。

自分の着ている服をすべてババアに預け、それをジジイが柳の枝に掛け、
柳のたわみ具合いで、天国か地獄か、閻魔様にジジイとババアが進言するらしいです。
しかしババアとんでもない顔しています。

先日中野ブロードウェイで観た、漫画太郎の作品群を思い出します。
渡っちゃいます。

橋からの景色、なかなか良い雰囲気ですね。


宇曽利湖です。

「うそりこ」と読みます。
元々、この地は「うそり」という地名で、それが訛って「おそれ」になり、
「恐山」となったそうです。
ヤバい場所だから「恐山」って呼ぶんだとばかり思っていましたよね~。
名前で損していますね。
しかし素晴らしい景色ですよね。

さあ、境内に。


いつものように、世界中の子供達の笑顔を祈ります。

お、記念撮影していますね。

上から鳥瞰したらこんな感じです。

恐山の境内、この奥に信じられないくらいの絶景が広がっていました。
それについては、後編でご紹介します。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、恐山は境内に温泉が湧いていることでも有名です。
参拝客も無料で入れるわけです。

計4カ所の外湯があります。

しかも泉質がかなり個性的で、めちゃくちゃ強い酸性で10円玉も軽く溶かすレベルなのです。

良い湯でした。
これが宿坊です。

値段は一泊二食付きで12,000円とちょっと高い分、施設は驚く程奇麗で近代的です。

ちょっと腰抜かすレベルでした。

「宿坊」と言うと、いろいろ面倒くさいルールとかを想像してしまうかもしれませんが、そんなことは全然ありません。
食事を決まった時間にみんなで食べるのと、朝のお勤めががあるくらいで、あとは普通の旅館と同じようにくつろげます。
あ、テレビとかは無くて、携帯の電波は入らないですが、全然その方がいいですよね。

部屋はめちゃくちゃ広くて、たぶん15畳くらいあったんじゃないでしょうか。
とても2人では勿体ない広さでした。
ご飯は朝夕もちろん精進料理です。

普通に美味しかったです。

肉や魚を一切使わずに、これだけ満足できる料理を作れるなんて「素敵やん」って思いました。
夕食後、19時から住職代理からのお話をみんなで聞きました。
朝、この廊下を渡り、本堂へお勤めに向かうのです。

宿坊の中には、外湯とは別に大浴場があり、ここはもちろん宿泊客しか入れません。

とっても快適な良い風呂でした。

せっかく恐山へ行くのなら、ぜひこの宿坊に泊まることをオススメします。
後編へ続きます。
ジュリアン
9月の中旬、急に恐山に行きたくなりました。
恐山を参拝し、そして恐山の宿坊に泊まってみたくなったのです。
思い立ったが吉日、高品さんを誘って行くことにしました。
通常、東京からの交通手段は飛行機あるいは新幹線で青森まで行き、
そこから電車とバスを乗り継いで行くのが一般的なアクセスでしょう。
しかし、今回我々はなんと車で行きました。
それがアッチ(お金)の問題であることを、あえて否定はしません。
というわけで、金曜の深夜に練馬ICを出発して、ひたすら北へ向かったわけです。



途中、仮眠等を挟みながら、10時頃には八戸に到着。
朝食を求めて陸奥湊まで移動します。


お目当ては陸奥湊駅前市場の朝市!だったのですが、まさかの定休日。
これはさすがにショックです。
仕方ないので、「みなと食堂」というお店へ。

ジュリアンは、ひらめの漬け丼といちご煮を注文。

朝から贅沢ですね。
そこから日本海沿岸をドライブ。
三沢あたりの海に寄り道です。

いやあ、良い天気で最高でした。


ロングドライビングの疲れも一気に吹っ飛びます。

下北半島に入り、車を走らせます。
非常に天気が変わりやすく、雨が降ったりやんだりの連続でした。
この辺はあれです、六ヶ所村のあたりです。

半島を逆サイドの方へ行くと、途中、いい感じの駅があったので寄り道。
「赤川駅」という駅です。

滞在中、何度も線路を通ったのですが、一度も電車が走っているのを見かけませんでした。

腹が減ったので昼飯です。
下北駅前にある「下北駅前食堂」というお店です。

地元の人に超人気みたいで、むつ市にこんなに人がいるのかと驚かされるくらい混んでいました。
自慢のラーメンとカレーを注文。

ラーメン、美味かったですよ。
さあ、いざ恐山へ向かいます。
恐山に近づくにつれ、どんどん雨が強くなってきました。

着きました!

しばらくすると雨もやんだので、夕飯までの間、散策です。



まずは、「三途の川」です。

いやあ、三途の川ですよ…
本当にあるんですね。
三途の川の橋の袂には、変なババアとジジイがいます。

自分の着ている服をすべてババアに預け、それをジジイが柳の枝に掛け、
柳のたわみ具合いで、天国か地獄か、閻魔様にジジイとババアが進言するらしいです。
しかしババアとんでもない顔しています。

先日中野ブロードウェイで観た、漫画太郎の作品群を思い出します。
渡っちゃいます。

橋からの景色、なかなか良い雰囲気ですね。


宇曽利湖です。

「うそりこ」と読みます。
元々、この地は「うそり」という地名で、それが訛って「おそれ」になり、
「恐山」となったそうです。
ヤバい場所だから「恐山」って呼ぶんだとばかり思っていましたよね~。
名前で損していますね。
しかし素晴らしい景色ですよね。

さあ、境内に。


いつものように、世界中の子供達の笑顔を祈ります。

お、記念撮影していますね。

上から鳥瞰したらこんな感じです。

恐山の境内、この奥に信じられないくらいの絶景が広がっていました。
それについては、後編でご紹介します。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、恐山は境内に温泉が湧いていることでも有名です。
参拝客も無料で入れるわけです。

計4カ所の外湯があります。

しかも泉質がかなり個性的で、めちゃくちゃ強い酸性で10円玉も軽く溶かすレベルなのです。

良い湯でした。
これが宿坊です。

値段は一泊二食付きで12,000円とちょっと高い分、施設は驚く程奇麗で近代的です。

ちょっと腰抜かすレベルでした。

「宿坊」と言うと、いろいろ面倒くさいルールとかを想像してしまうかもしれませんが、そんなことは全然ありません。
食事を決まった時間にみんなで食べるのと、朝のお勤めががあるくらいで、あとは普通の旅館と同じようにくつろげます。
あ、テレビとかは無くて、携帯の電波は入らないですが、全然その方がいいですよね。

部屋はめちゃくちゃ広くて、たぶん15畳くらいあったんじゃないでしょうか。
とても2人では勿体ない広さでした。
ご飯は朝夕もちろん精進料理です。

普通に美味しかったです。

肉や魚を一切使わずに、これだけ満足できる料理を作れるなんて「素敵やん」って思いました。
夕食後、19時から住職代理からのお話をみんなで聞きました。
朝、この廊下を渡り、本堂へお勤めに向かうのです。

宿坊の中には、外湯とは別に大浴場があり、ここはもちろん宿泊客しか入れません。

とっても快適な良い風呂でした。

せっかく恐山へ行くのなら、ぜひこの宿坊に泊まることをオススメします。
後編へ続きます。
ジュリアン