全体の感染者が2000万人ほどであるので、日本の人口で考えれば、10人に1.6人、つまり16パ-セントが感染している計算になるコロナに第7波がピークアウトしている今感染してしまった。
個人的にはうがい薬でしっかりうがいして、マスクなしでの会話もほぼ皆無という状況で、感染対策が功を奏しているからこそ感染していない自分がいるのだと感じていたが、そういうわけではなかったのだろう病院で検査の結果「陽性」と判断された。
親戚レベルではしばしば発生していたが、家族的には第一号であり、どうなるのだろうと思っていたが、格別重症化するわけでもなく自宅療養を続けている。
初日の朝、体調は問題なかったが、食事を食べた後に一定の睡魔に襲われて、結局朝食後に眠り、昼食後に眠り、そうこうしていたら若干の寒気を感じたのでエアコンが効きすぎかと思い、エアコンを切ったものの寒気は収まらず、体温を測れば最近出たこともない熱が38.5度あった。
翌日に病院でコロナの診断を受けたが、今にして思えばコロナの症状である倦怠感が私の場合には睡魔になって表れたような気もする。
食事もラーメンなどのストックと若干の野菜等もあり、しばらくはどうにかなりそうだったが、10日間もは持たないと思い早速市に支援物資の配達をお願いすることにしてみたが、噂ではこの物資の発送に時間がかかっており、自宅療養の期間に間に合わないようなケースもあるらしい。
早めの申し込みのせいか、自宅療養中に支援物資は届けられ、中を確認すれば
マスク、消毒用アルコール、ごみの袋、手袋、漂白剤等
と
レトルトカレー、レトルトパスタソース、缶詰、ごはん、ラーメン、スープ
牛乳、野菜ジュース等
が入っていた。
税金は払っているとはいえ無料で届けられた物資は早速使えるものが多く、ありがたいに尽きるのだが、パスタソースがあってもパスタがないのは若干疑問であり、仕方ないので同僚に買ってきてもらっていただけば、なかなかのお味で満足させていただいた。
カレーについてはご飯もあるので、すぐに食べることができて便利だったが、味変的に冷蔵庫にあったとんかつ用の肉を調理してカツカレーにしていただいて、単調になりがちな療養中の食事の中ではごちそうとなった。
発熱は3日ほど続いたが、その後は健康そのものであり、仕事にも遊びにも行けない日々が続き、食事もさすがに飽きてきた。
間もなく療養明けで外に出られることになるが、自宅での療養生活の辛さが身に染みてわかってしまった。
ワクチンを3回受けていたから軽くて済んだのかどうかはわからないが、何はともあれ入院することも苦しかったり不安だったりすることもなくコロナを体験することができたのは不幸中の幸いだったのだろう。


