かねてからお伝えしていたとおり、韓国のソウル市に26日から4日間に亘ってお邪魔させていただき、総合的には期待通りのものを得られる旅で、思い出の場所に行かせて頂いて思う存分懐かしさを浴びさせていただいた。

書きたいことは色々あるのだが、帰ってきたばかりなので頭を整理しながらおいおい記事にさせていただくことにして、取り敢えず関空からソウル入りしたあたりにスポットを当てて短い記事にさせていただくことにする。

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出発前にヤフーで天気を確認したところ、滞在日は全て雨マークだったので、天気的には期待せずに行くことにして、比較的いい天気の関空を飛び立った後は、だんだん雲が増え始め、ソウルに達するあたりには相当な厚さと隙間のない雲に空は埋まっていた。


天気が悪いといえばネガティブな要素なのだが、ソウルの空港(仁川国際空港)に到着して、飛行機のドアを外に出たら、湿度は感じるものの日本よりはかなり涼しい空気であり、薄い半袖で行った私的には寒さもわずかばかりの感じてしまった。

他のツアー客と私を乗せたワゴン車は空港を出発し、ソウル中心部までの1時間程度の時間を、この車の中で過ごさせていただいたのだが、ガイドの女性は最初こそこの1ヶ月ほど天気が悪く、野菜や果物の値段が上がって大変だと話していた。


しかし、我々を乗せたワゴン車が中心部に近づくのに比例するかのように雨脚は激しさを増して、中央部にある免税店に着いた頃には、雨という感じではなく消防車が私たちに直接放水しているのではないかというくらいに激しいものになり、ガイドも余りの雨に
「誰がこんな雨を連れて来たのですか?」
と少々厳しい言葉が我々に浴びせられた。


免税店を出て最初のツアー客のホテルに着いた頃には、稲光はひっきりなしに光り、豪雨によって道路に濁流が流れ始め、ガイドも客も車外に出た瞬間にパンツまで濡れてしまう様な状況で、我々の車も周囲の車も時々船となり始め、車が走ってたてた波が容赦なく周囲の歩道に押し寄せて歩行者は踏んだり蹴ったりである。

私も大渋滞の後、最後の最後にホテルに送り届けてもらったのだが、夕食を食べに行くだけでかなりヤバイくらい濡れてしまった。


翌日の現地のニュースによれば、100年に1度の豪雨に見舞われて、ソウル市内のあちこちで冠水被害や土砂崩れなどが発生し、かなりの被害が出てしまったようであった。

折角久々に行かせてもらったものの、世界一の雨男的状況に驚いてしまった。


 ・・・おの・・・