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大型で強い台風6号はゆっくりした速度で迷走し、19日夜に高知県室戸岬の付近の海上を北東に進んだかと思えば、高知県には上陸することなく、室戸岬を過ぎた後ググッと北に向かって、20日午前0時半ごろ徳島県南部に上陸した。

そのまま徳島を北に縦断するのかと思いきや、上陸直後今度は南東に進路を変えて現在和歌山県南部に向けてゆっくりした速度で移動中である。

日本沿岸や上陸後急激に勢力を落とすのが常だった台風なのだが、今回は中々勢力が落ちず今朝の段階でも960ヘクトパスカルであり中心付近の最大風速が40メートルという勢力を維持している。

高知県では72時間の雨量が観測史上最高の1100ミリに達するところがあったり、防波堤が壊れる被害もあって、高知県で1人が行方不明のほか、四国地方を中心に11県で38人のけが人が出ているという。

和歌山県も激しい雨などの状況が度々テレビには出るものの、ここ和歌山市は時折強めの雨が降る程度で、風は弱く何故だか台風というほどの荒れた天気ではない状況で、我家的にはベランダで普通に雨に濡れることもなく煙草が吸える。

今朝テレビを付ければ和歌山を抜けて東海や関東を目指しているのかと思ったのだが、速度を落として迷走しながらまだ紀伊水道にいるらしい。

強くて遅い今回の台風、まだしばらく近畿地方に影響を与え続けそうだ。


 ・・・おの・・・