最近は取り立てて変わったこともないので、少し前に撮った画像で記事を書くことにする。

その日は何故だか急にたまに会いたくなってバイクで和歌山市の東方に位置する紀の川市というところに行ってみることにした。

イメージ 1

決していい天気ではなかったものの、大して濡れることもなく目当ての和歌山電鐵貴志川線の終点である貴志駅に着いたのだが、以前来た時は工事中だった駅舎は新築にリニューアルされ、猫の顔を模(かたど)ったモダンな建物になっていた。

なんせ、和歌山でというか、ある意味日本で一番有名な猫に近い存在であり、駅というよりたま駅長ミュージアムな趣が、素に帰れば
「たかが猫やのに何処まで持ち上げるねん!」
みたいな気持ちにもさせてくれて、妙におかしい。

駅に向かって左はショップ、右側がカフェになっており、何処を見てもたまちゃんだらけなのが嬉しいというより何故だか私の方がこっぱずかしくなってしまう。




とか言いながら、早速駅長閣下に到着の報告をしようと近づいたのだが、運悪くというかいつも通りというか、爆睡中でありあっち向きなのだから、おみくじに例えれば凶みたいなものだろうか。




ガラスでも叩けばと思ったのだが、ガラスには叩かないでと書かれているので仕方なく、横のカフェで張り込むこと30分、駅長に動きがあったので出てきてみれば、爆睡は変わらないもののこっち向きに変わってくれたので可愛い寝顔を頂いた。




その後しばらくホームやショップなどを見学させていただいたところ、饅頭など食べ物のたぐいは想定内だが、たまの名前の電球なんて駄洒落なのか本気なのかわからないグッズまで置かれており、さすが有名な猫だけあってお値段の方も高級感溢れている気もしないでもない。




ひととおり見学し、たまの方に近づけば、なんということでしょう、横たわって眠っていたはずの駅長が完全に私をガン見している姿があった・・・。




という訳ではなく、駅長は最後まで眠ったままだったのだが、駅長の無愛想を詫びるつもりなのか駅の外では見知らぬとら猫が近づいてきて、更にぐいぐい寄ってきたかと思えば、身体を私にこすり付けすぐそばで寝転んで私のほうを見ていた。




餌でも上げたかったものの持っていた物で口にするものと言えば
 ハイチュウと煙草
だけで、何もあげられなかったが、それでもサービス精神旺盛に数分間遊び相手になってくれた。

駅長にもこれくらいの愛嬌があればますます人気に拍車がかかることだろう。

※上側のとらの画像は調子に乗って10センチくらいまで近づいて撮ったのだが、1秒後に猫パンチを食らって
 しまった。
  画像でも右手に力が入っているのが判るであろう。


 ・・・おの・・・