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昨日のネットニュースに、中国人民解放軍が軍人によるインターネット上の出会い系サイト利用を禁じる異例の通達を行ったと報じた。

禁止の目的は、軍事機密など情報漏洩の懸念に加え、軍人の家庭幸福や心身の健康への悪影響とし、出会い系サイトは現実に危害があり潜在的な脅威だと指摘しており、軍内部で出会い系を介し実際に何らかの問題が生じたからの措置であるとも囁かれている。

出会い系以外にも、結婚相手や転職先を探すサイトの利用や、個人のホームページ、ブログの開設も禁じたばかりではなく、ネット以外でも、同郷会や同窓会、戦友会など顔を合わせる会合にも出席してはならないという規定まで設けた。

いくら中国とは言っても、個人の行動をここまで制限する今回の通達、軍人の間に本当に浸透するかは疑問であるが、現代社会でありながらこれほど強硬な指示が出せるところが中国の強みでもあり、一般的な西側社会とは大きな隔たりがあると感じる。

日本の自衛隊員の10倍の230万人とされる中国人民解放軍、開放という名前から程遠い今回の措置ではないのだろうか。


 ・・・おの・・・