昨日の朝、食事をしていると結構強烈な満腹感に襲われた。
年のせいで胃が小さくなってきたのかと思ったのだが、なんかジワッと腹というよりお腹全体に不気味な痛みを覚えて、朝食べたアサリの味噌汁が良くなかったのかと思ったりしながら、正露丸を飲んで横になっていた。
ジワッとした痛みと、時折襲うシクシクした痛みがそのまま消えることはなく、更に昼食の時間となっても焼肉バイキングの店を出た瞬間のような満腹感が消えず、食欲は究極の零であり、明らかに未経験の不調が私を襲っていた。
結構快便な毎日だったのに、この日はほとんどなく、感覚としては胃腸が消化をやめてしまって食べ物が同じ場所から動かずに、それに伴って満腹感が続いているような状況であった。
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やばい!
そう感じて、病院に行ってCTやレントゲン、血液検査などをしてもらい、当初看護士の方からは便秘ですかねみたいな軽い説明だったのが、その内、20代であろうか若い女医先生が恐い顔をして近づいてきて
「膵(すい)臓が炎症を起こしてますので入院してもらいます。」
と私に言い放った。

炎症の原因は飲酒や高カロリーの食事やストレスなんかが考えられるが、何が原因かは判らないものの、脱水症状が出てますので入院してもらって点滴を続けますと説明された。
入院期間はとりあえず1週間ということであったが、職場にも説明しなければならないし着替えも持ってなかったので
「急変すれば死に至りますよ。」
という言葉を背中に受けながら病院を後にした。
「急変すれば死に至りますよ。」
という言葉を背中に受けながら病院を後にした。
その後職場にも連絡し
え~~~!!
という落胆の声も上司から頂いて今日から入院することになった。
忙しく猫の手もみたいな時期での入院は本当に職場に対する裏切り行為とも呼べるのだが、医師に死ぬかもなんて言われてしまえばどうしようもない。
そういうことで、20年ほど前に消化器最終段階の手術で入院して以来の入院生活が始まってしまった。
医師の指示で、昨日の昼から水以外何も口に入れていないものの、今でもちょっとした満腹感があって全然腹の空かない不思議な身体になってしまった。
※画像は借物であり実際のものではない。
・・・おの・・・