昨日の午前、東京都立川市の警備保障会社に2人組みの男が刃物を持って侵入し、男性社員(36)を刺すなどして脅し、同社の金庫室からなんと6億円もの現金を運び出す強盗事件があり、日本の強盗史上最高の被害額となったという。
高額の強盗事件としては、1968年(昭和43年)に東京都府中市で発生した偽装白バイ隊員による3億円強盗事件が有名なのだが、その2倍もの金額を奪う強盗事件が、今時たった2人であっさり成功した事実に驚かされた。

昭和43年といえば私は6歳で、1ドル360円の固定相場制の時代で、ドル換算で3億円は83万ドルの被害額になるのだが、1ドル80円の現代の6億円強盗事件は750万ドルの被害額となり、ドル目線で見れば有名な3億円事件の9倍もの被害額となり、非常に大きな強盗事件だといえる。
一方で昭和43年の大卒の初任給は4万円ほどであり、現代が20万円くらいだという事を考えれば、3億円事件は7500初任給で、今回の強盗事件が3000初任給となり、今度は昔の3億円事件の方がずっと大きな強盗事件だといえよう。
さて今回の犯人、一夜明けた今朝お約束の札束ベッドでお休みなのだろうか。
・・・おの・・・