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昨日のネットニュースからなのだが、メキシコの対米国境沿いの町プラセディスで、警察署長だった現役女子大生で20歳のマリソルさんが米国に避難して、政治亡命を求めていることが明らかになったという。

昨日は南野陽子が4歳年下のインターネット関連会社社長との結婚に関して記者会見のニュースが流れたが、私がまだ20代だった頃、彼女が演じていたのがスケバンデカであり、このニュースの女性はデカよりもはるかに上の位である警察署長であり、しかもドラマではなく現実だというのだから訳が判らない。

この町は国境沿いで、麻薬組織にとって市場である米国へ麻薬を運び込む要衝で、以前から麻薬組織による流血の抗争が続いており、1児の母でもあるバジェスさんは2010年10月の就任以来、麻薬組織から繰り返し脅迫を受けていたという。

抗争は激しく、町長が息子ともども麻薬組織に殺され、近隣の町では12月に女性警官が誘拐され行方不明になる事件も起きているという状況の中、マリソルさんが署長を引き受けていた。

もはや警察機能も崩壊している状況のようだが、それにしても女子大生が警察署長というのは納得がいかないし、歴史のある国の警察機能が完全に麻痺するというのも悲しい現実だ。

10万円とかいった単位の政治献金で揺れている日本の方が平和なのだろう。

※画像はイメージであり記事には関係ない。


 ・・・おの・・・