簿記(日商簿記)の試験を受けました。

合格への手ごたえは全くなく、再度チャレンジしようと思います。


ところで、この試験を主催する商工会議所が、「役所以上のお役所仕事」だと言われることについて、私も今回、初めて実感したことがあります。


3級の受験料は、たしか2400円でした。

これに、受験票と合格通知の郵送代金、80円×2=160円も徴収されるのは、まあ納得です。


しかし、


インターネットでの受験の申し込みに、手数料515円かかります


これには納得いかず、ある商工会議所に電話して、その手数料の根拠を聞きました。


「インターネットでの申込システムの運営(?)を、外部委託しています。

その委託料を、ネット申込する受験生の方に負担していただくことになっています


「そのネット申込の手数料がご不満でしたら、書留での郵送か、商工会議所への持参も可能です。

 ただし書留でも手数料が発生します。また、商工会議所への持参は平日の昼間のみです」


???

まあ、受験の手続きを窓口で受け付ける時間帯が平日の昼間のみってのは、ガマンしましょう。

でも、ネット申し込みで手数料が発生って、変じゃないの???

だいたい、既に確立しているシステムで、受験生が515円もの手数料を払う必要があるのか???



たとえば、公務員試験では電子申請(ネット申込)を推奨する自治体が増えています。

受験番号を電子申請の画面から確認できて、受験生は受験票を自分でプリントアウトして、

写真を貼りつけて試験の当日に提出するんです。

試験の事務局(自治体の人事委員会など)から受験票を郵送する手間が省ける意味でも、

受験生と事務局、両方にとってコスト削減のメリットがあります。


が、簿記の試験の場合、

ネットで申し込んでも、受験票は商工会議所から郵送されてきます。


しかも、受験票に書かれていた試験の開始時刻が間違っていました。

試験の数日前に、受験者の全員に訂正のハガキを送り、かつ、電話での謝罪をしてきて、

また試験の当日には試験監督者から謝罪もあり、この受験票の間違いの件は、まあ許せました。


しかし、ネット申込の手数料に関する不信感は、拭えませんでした。

私ひとりでは、改善できないと思います。

商工会議所を動かすには、受験生がもっと声を大にして訴えたらいいのかな(裁判という意味ではない)。

最善の方法を、いまから考えます。