空っぽな夜を何度越えただろう
約束果たせずに僕は今も呼吸してる
あなたの声はもう聞けないのに
届かない宛先手元に残したまま
涙さえ流せない痛みを抱えて
忘れたふりだけ上手くなってる
喧嘩するたび胸が病んだけど
ずっとふたり続いてく気がしてた
最期のおやすみのあとは
見たくないものばかりが目についたよ
慰めの言葉は嫌いじゃないのに
まだ上手く返事ができない
どうすれば届けられるだろう
伝え忘れた想いがあるんだ
あとを追えず残された僕のこと
今はただ遠くから見つめていて
忘れてしまわぬよう過去をさぐっては
薄れゆく記憶に嫌気が差す
最後に聞いたはずの気持ちさえ
曖昧で自信がなくて
強くなれそうな矢先だったね
無駄な仮定ばかりが頭をよぎるよ
どうしてあのとき、なんて意味がないのは
分かっているつもりなのに
夢で会えたら何ができるか
想像するたび苦しくなる
抱きしめられれば格好いいけど
胸を借りたいのはきっと僕のほうだね
どうすれば届けられるだろう
伝え忘れた想いがあるんだ
あとを追えず残された僕のこと
今はただ遠くから見つめていて