犬獣戯画 -8ページ目

犬獣戯画

下町のロビンソン・クルーソー。
『最後の秘境は他人』がモットー。

 ーーーハーバーライトが朝日に染まる、その時一羽のヤモメが翔んだーーー


 今日は41日、エイプリルフールである。

数ある西洋伝来の行事の中で私が一番好きなエイプリルフール。

 ハロウィンはおろか、バレンタインデーやクリスマスよりも楽しみで仕方がないエイプリルフール、私は毎年誰をどのように騙そうかと思案に暮れつつニヤニヤしてしまう。

 なんと言っても翻訳のされ方が良い。つまり四月馬鹿。この場合、騙される方が馬鹿なのか、騙す方が馬鹿なのか、解釈が厳密でない辺りも大変ヨロシイ。


 とはいえ、エイプリルフールの起源を知っている訳でも、また知ろうと思っている訳でもない。

 渡来物は往々にして余計な解釈が増えがちで、実際の発祥地では単純な話である事が多いという事もあるが、エイプリルフールに限っていえば(例えば)Wikipediaに書いてある事全てがなのかもしれないのだ。さてさてさては、ご用心。


 もっと踏み込めば『何が本当に正しいのか』という問い自体がナンセンスである。

 逆に、私のように四捨五入すれば不惑のお年頃になっても『絶対的に正しいもの』が有ると思っている方が危険であろう。※そういう私は自分の記憶自体を日々疑っている。

 その意味では、結局私なぞは状況に応じて対処する(ツマラナイ)常識人でしか無いのかもしれない。


 前置きが長くなってしまったが、さて今年のエイプリルフールはどうしよう。


 あー、結婚します、良いお相手と。

 「あなたは一人で生きられるのね、ワタシも独りで生きられたので。」という共働きで、養うという概念も能力も無いワタシだが、運が味方をしたのだか、はたまたその逆か。

 これまで少なくないロマンス・肉欲・旺盛さ、で垂れ流してきた『浮き名』が『留め名』となる事に一抹の寂しさを覚えないでもないが、私が結婚した後に起こるはずの犬ロスが起こらないことは、それはそれで寂しい。私の記憶に残るオンナの子は皆はるか以前に既婚者になっているという事実に愕然としたりもする。


 独身時代を洗いざらい振り返っても、概ね何の軌跡もない。

 ただ唯一、彼女(お相手)が、私の男の彼氏に多少ヤキモチを妬いてくれることだけが救いなのかもしれない、そんなエイプリルフールである。




〈かもめが翔んだ日〉

姪からの一枚。筆力の圧倒さに、一生捨てられないような気がしている。



エイプリルフール、どんな嘘つく?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう