こんにちは。
ファイナンシャル・ジャパンの小林元太です。
みなさん、『終活』という言葉を知ってますか?
世の中の学生が就職先を探す「就活」に掛けて、人の終末に向けた準備などの全般のことをさす言葉としてかなり市民権を得てきた言葉だと思っていたのですが…
実際のターミナルケアなどを実施している老人ホームホームなどの現場ではまだまだ使われていない言葉のようです。
それはなぜか?
本日、小田急線のはるひ野にある介護付き有料老人ホームでそこの施設長の方と再来月に予定している終活セミナーの打ち合わせをして来ました。
その中で答えが見えてきたのですが、施設長さん曰く、入居者自身が「まだ自分には関係ない」と思われている方がほとんどだそうです!
そこの施設入居者の平均年齢86歳ですよ!?
日本人女性の平均寿命前後ですよ!?
一番考えて対処・準備しておいて欲しい方々の集まりですよ!?
とはいえ、入居者本人たちにとっては終末が現実的すぎて目を背けている実情があるようです。
また家族にとっては非常に寂しいことですが、老人ホームに入れることで彼らのいわゆる「終活が完結した」というようなイメージを持たれているようです。
介助に携わるケアマネージャーの方々にとってもぜひ考えて欲しい事柄なのに、三者共々そこに触れにくい空気が蔓延してるようです。
要はtabooですね。
やはり第三者からその必要性に気づかせてくれる機会は非常に緊急かつ重要である、と。
そこで話しにくいことを関係者みんなで楽しく考える機会を作れないかということで、カードゲームを通じて入居者ご自身やご家族の死生観を見つめ直すためのセミナーを開催させていただくことになりました。
いろいろな聞きにくい質問を可愛いまんがタッチの挿絵とともに1つずつ自分の価値観に照らし合わせて「はい」と「いいえ」に分けて行き、それらを最終的に自分が必要なものなのか不要なのか?、準備済みなのか準備が必要なのか?、知っているのか知らないのか?を考えていくことで相続や介護について家族みんなで考える機会にしていくようなゲームです。
たとえば…
・死について話すことは縁起の悪いことなんかじゃない
・どこで死にたいかは決めてある。
・「病名・余命の告知」についての希望を、家族やパートナーにつたえてある。
・延命治療を行うかどうかを決めて、家族につたえてある。
・治る見込みがない場合、苦痛の緩和のための治療を受けるか決めて伝えてある。
などなど。
いかがですか?
気になるポイントはありましたか?
こういったセミナーを今後開催していく予定ですので、気になる方はお気軽にご連絡ください(^-^)/
(さっそく美しが丘の老人ホームからもお問い合わせを頂いています、ありがとうございます。)
ちなみにこれに似たものがみなさんの身近にもあるのをご存知ですか?
運転免許証の裏を見てみてください。
「臓器提供に関する意思表示」が出来るのですが、これもあまり知られていません。
1.脳死でも心臓停止でも移植のために臓器提供する。
2.心臓停止の時だけ移植のために臓器提供する。
3.臓器提供しない。
ぜひご自身で一度考えて1~3に丸をつけてみてください。