式とは、いわゆる式神の事を指します。
式を長年役使してきた小生は、実に式の恐ろしさと頼もしさを両方経験しました。
因みに、式は和御魂と荒御魂の二種類御座いますが、小生はどちらも役使しております。
まずは和御魂ですが、これは吉凶の内『吉』を司り、陰陽の内では『陽』を意味します。
つぎに荒御魂ですが、これは吉凶の内『凶』を司り、陰陽の内では『陰』を意味します。
式は時には呪法合戦にも役使したりします。
また相手の術者が役使している式を調伏して奪い取り役使する場合もあるといった感じで、実に物騒な場面で大いに活躍するのが式です。
呪術的に言えば、式は術者が私的に役使するいわば私兵です。
また式は隠密に役使する事が求められ、素性がバレてしまえば他の術者に捕縛されその術者の式になるのは目に見えています。
小生は主に憑物加持や呪詛解除の祈祷の場面でよく多く役使しますが、他の場面で言えば、善悪の判断=審神者の役目を式に命じてさせたりします。
式は術者にとって実に頼もしいですが、時には諸刃の剣となりかねません。
何故か?
式の霊力が強い場合には、時としてその霊力に術者が呑み込まれてしまう場合があるのです。
若し呑み込まれてしまった場合には、術者の命運は尽きてしまいます。
いわば死んだも同然になるのです。
式は素人が触れていいものではなく、しかるべき術者が使役するべきであって、素人は原則として役使しないほうが吉です。