ダブルの布団とは

2人で寝ることができる布団だ。


夫婦の象徴でもあると思うのだけれど

妻は結婚祝いにもらった

ダブルの布団をシングルに打ち直すと

言う。


もう敷布団はシングルになっているので

次は掛布団だ。


妻にとってはもう一緒に寝るということは

全く考えていないのだろうな。


さらに妻は僕の妻への愛情をわかっているから

なおさらたちが悪い。


一緒に寝ると寝つきが悪くなるだろうから

いいのだけど、もう一緒に寝られないと考えると

やはり悲しいな。


良い方向に向けば

別にダブルの布団を買えば済むのだけど

なかなかそんな未来が見通せない。


あっという間の人生の中で

前に進まずただ時間だけが過ぎていく。

これでいいのだろうか。


結婚記念日は毎年ケーキを買っている。


今年は仕事だったので、

遅い時間に空いている店か、

ネットで買うしかない。

ネットはほとんどが冷凍になり

すぐには食べられない。

どうしようかな。


妻はケーキは好きだけど

結婚記念日のケーキは喜ばない。

ありがとうも言わない。

ひどい女だと思う。


結局ネットで買うなら写真付きにしようと考えた。

写真をつけるなら結婚式の写真にしよう。

結婚記念日だし。

そう考えたのだが、、、、

妻の反応はよくなかった。


妻「写真があったら切れないし

食べられない」


他人の顔じゃないし

自分の写真ならばさっと切って

もぐもぐ食べられると思うのだけど。


僕はイラッとしてもう妻にあげずに

子供たちと食べてしまおうと思った。


そしたら僕がお風呂に入っている間に

子供と食べたようだ。


残ったものをもう1人の子供と僕とで食べた。

とてもおいしかった。


妻は「写真は〇〇(子供の名前)が食べてくれたから」って言っていた。


妻には幸せになってもらいたいし

笑顔でいてもらいたい。

でも、このすっきりしない気持ちはなんだろう。

みじめで、悲しい気持ちだ。


僕はどんな人生を送りたいのかな。

改めて考えてしまう。


超氷河期の2000年、

希望通りの会社に就職して

日本人の平均を上回る年収をもらい続け、

念願の海外赴任も経験した。

仕事は楽しいし申し分ない。


子供にも恵まれ、

成長は生きがいでもある。

趣味のスポーツも楽しいし

おじいちゃんになっても続けたい。


ただ妻のことだけが大きな懸念材料。

どうしようかな。どうしたいのかな。

悩む日々が続く。

妻が髪を切ってきた。


20年ぶりぐらいに

肩までの長さに短くなっていた。


若い頃を思い出した。


とてもかわいくなっていた。


昔から僕はショートが好きだった。


ショートというまでの長さではないけど

ドキドキして興奮してしまった、、、


きょうもいい日だね♪

昔もらった妻からの手紙は大事にとってある。


つきあい始めた当初は

離れて暮らしていたから

手紙をやり取りしていた。


当時僕はスマホも

パソコンも持っていなかった。


当時の妻の思いは正直に書かれたいた。


「好きじゃなくなる不安もあるけど

いまは大好き」


妻は気持ちが変わってしまうことを

わかっていたんだろうな。

気持ちが変わりやすい性格を

自覚していたのかもしれない。


ただわかっていたのなら

自覚していたのなら

自制できたような気もするが

きっと愛情不足だったんだろうな。


愛情を感じられなくなれば

その場の雰囲気に流されてしまう。

そういう人も多いのだろうな。

妻に怒られることは

慣れているけど、、、、


会社でだんだん年を重ねると

怒られることがなくなってくるが、、、


今年度の予算がオーバーしそうで

予算計上の見込みの甘さを怒られた。


一生懸命やってたつもりだけど

確かに甘かった。


反省して次に生かすしかないな。


怒られるってやっぱりつらい。


大学生になった息子に彼女ができた。


写真を見せてもらったら

かわいいけど

妻の方が数倍かわいかった。


美化しすぎかな。

以前は我慢していた。


結婚したら妻のため

子供が生まれたら子供ため

そのために時間とお金を注いでいた。


それは決して間違いじゃない。

子供が小さいうちはそうあるべきだと思う。


ただ自分のために

自分が楽しいと思うことをする時間も

大切にした方がいい。


我慢してるとストレスがたまる。

妻が好きでもときどき

離れることがあった方がいい。


楽しいことをして

リフレッシュすると

人にやさしくする余裕も生まれる。


妻との関係もよくなる。

息子が部活の団体戦のメンバーに

選ばれなかった、、、、


個人戦であれだけ成果を出していたのに。


結果だけ見れば明らか。


ただ来年の経験を積ませたいと

下級生をメンバーに。


3年生にとっては最後の大会。

せめて補欠でもメンバー入りさせてくれれば、、、、


もともと息子はコーチとの相性も悪い。

いつも教えてもらえなかった。

息子の対応も悪かったのだろう。


でもそれでよかったことがある。


妻と共感できたことだ。

そうだね、そうだね、うんうん。


息子のことでは

妻と対立することはない。

妻の愚痴を聞きながら

共感できたことで

妻との距離が縮まる予感を感じた。


土用の丑の日


仕事で遅くなって

帰ったら

ウナギ弁当が置いてあった。


妻は友達と出かけていたが

ちゃんと僕の分を用意しておいて

くれたことがうれしかった。


ただそれだけ

だけど

僕のことを思い

買ってくれたことに感謝。


高級なウナギ弁当!

美味しかった!

はたから見たら

すぐ別れればいいのにって思う

DV夫に悩む妻。


ときどき優しくなる夫に

変わるかもしれないと

期待するものの

暴力を振るわれる。

大ケガをしない前に別れるべきだと思う。


では僕はどうだ、、、

妻への愛情だと思って

浮気を乗り越えて

いつか変わるかもしれないと願って

ときどきの優しさを糧に

ときどき冷たい妻の仕打ちを

乗り越えている。


DV夫から離れられない妻と

似ているのではないか。


妻のことを好きだという気持ちは

何か別の思いなのか、、、いやそうではないと

信じたい。


いつか妻と仲良くなれる日を待っているのか。

そうかもしれない。


複雑な思いはあるけど

やっぱり僕は妻が好きだと思う。