ユーロスターに揺られること3時間弱。
特にすることも無く、ガイドブックもないので
フィレンツェに着いてからの下調べも出来ないので
ここまでの日記をしたためる妻。
気がついたら、A4用紙5枚分びっしり書いてました。
えぇえぇそれくらいイタリア2日目にして
色々あったんです。

途中、ドリンクとスナック菓子のサービスがありました。
一等車のサービスでしょうか?

隣のおねーちゃんはノートパソコンを取り出し
何をしてるかと思えばソリティア(トランプゲーム)。
ふと別の席のおじさんもノーパソを開いているので
見てみるとそっちもソリティア。
なんだ?イタリーではソリティア流行中か?
列車を降りる時に見かけたおねーちゃんも
ノーパソでソリティアしておりました。

二人とも言ってたのだけど
もうすぐ着くのかな?と思ってからが長い。
要するに列車の徐行運転が長いなぁと感じた。
そんなこんなで8時前にフィレンツェに到着。
昨日は雨のせいかわからなかったけど
イタリアはこの時間でも大分明るい。
夕方4時くらいの気分になる。

列車が到着する前に
二人で作戦会議を開き
地図を見てホテルの位置を確認し
駅からは徒歩で向かうことにした。

駅に降り立って二人でつぶやいた。
「出口遠い・・・。」
なんというか、
列車の先頭の方にしか出口がない訳でして。
それがまた、うちらの乗ってた車両から遠いったら。
改札無いのだから、適当に出口作ってくれたらいいのに。

サンタ・マリア・ノヴェッラ駅


それも駅から出たら人がやたら多くて思わず
「人多過ぎてうざい。」
とつぶやいてしまいました。
そんな二人も人を多くしている構成員です(汗)

てくてく歩くこと20分。
やっとホテルに到着。
本当はこんなにかかるはずではなかったのですが
ホテルの入り口が工事の関係でシートで覆われており
めっちゃわかりにくくて
周辺をぐるぐる回っていたんです(汗)
・・・っていうか、ここも工事(笑)

ホテルのフロントはこれまたわかりにくく
奥の方にあるエレベータで上がらなければいけなかった。

やっとフロントに辿り着くと
チェックイン・チェックアウトの客が重なったらしく、
おばさんが一人で受付と部屋の案内の対応をしていて
かなり忙しそう。
チェックインしようとおばさんに声をかけると
「チェックインの処理が間に合わないから、
一回パスポート預かっていい?
処理が出来たら返しに行くから。」
と言われて、心配だったけど取りあえず預けることに。

で、おばさんに案内された部屋。
うわっバスルーム小さい。
トイレのスペースに無理やりバスタブ置いたのか
というくらいの狭さ。
妻でも厳しい大きさなのに大柄の夫は入れるのか?
おばさんの処理が終わるまでまだ時間がかかりそうだし
ここで2泊することになるので
取りあえず、乾かしておけるだろうということで
着替えもないし衣類の洗濯をする。
ついでにいつでも服とかが買えるよう
安くて服が買える所をホテルの人に聞いてみる。
地図を出して親切に説明してくれた。
でも、今日はもう時間も遅いから閉まっていると思うし
明日は月曜日だから午後から開店の店が多いと思う
と言われる。
ちなみにこれから晩ご飯を食べに行こうと思うけど
この時間でも空いてるお勧めの店を教えてくれ
というと、それも地図にしるしをつけてくれた上
店の名前まで書いて教えてくれた。

で、そろそろ処理できているかなと
受付のおばちゃんに尋ねると
もう少し待ってくれと言われる。
いったい何十分かかるんだ?(笑)

部屋に戻り、おばちゃんの処理が終わるのを待つ。
小一時間ほど経ってもまだパスポートを持ってこない。
仕方ないのでフロントの前にあるインターネットで
調べものしてようとフロントに赴くと
おばちゃんから「あぁパスポートね。」と渡される。
えぇー出来たら持ってくる言うてたやん(笑)

小一時間待たされ、時間はもう夜9時半くらい。
さっき聞いた店は何時まで開いているかと聞いたら
10時までという(汗)
人がいれば10時以降でも入れてくれると思うから
取りあえず行ってみれば?と言われる。

すげーアバウト(笑)

そんな訳で二人はダメ元でその店に向かう。
恐る恐る覗き込むと
めちゃんこ繁盛してる店だった。
取りあえず店員に招き入れられたので
食べれるだろうということでメニューを貰う。
うはー、
イタリア語しかない(笑)
わからねー。

取りあえず、読めるメニューで無難に注文。
妻はぶっといマカロニみたいなパスタ。
夫はペンネを注文。
後はサラミなどの盛り合わせと夫はビール。
お酒に弱い妻は水。
これだけだけど、5000円は越しました。
水が有料なのよね・・・。
パンとかも勝手に出てきて有料だし。
日本の居酒屋のつきだしみたいな扱い?
おいしかったけど、高いよ。

もう夜も遅いのでそのまま宿に戻る。
共和国広場の前のホテルだったのだけど
祝日らしく、大そうなお祭り騒ぎで
10時も過ぎているというのにまだまだ賑やかでした。
メリーゴーランドとかまであるの。

部屋に戻り、フロントのインターネットを借りて
調べものをしようとしたが
日本語フォントが入っていなかった。
まぁ当然と言えば当然?
無料で借りられるので文句は言うまい。
もし、ソフトをダウンロードしたり
パソコンの設定の変更をしたら
2ユーロ頂きますって書いてあった。
2ユーロで済むなら日本語フォント
入れてやろうかと思ったけど怒られたら嫌なので辞めた。
仕方ないので英語で航空会社の情報とかを調べる。
有益な情報は得られず。

そんな時、日本の保険会社から電話が鳴る。
別になんてことはない、荷物が戻ってこなかったら
帰国後お話しましょうという内容。
取りあえず、その場合にこっちで必要となるものが
あるかどうかだけを確認。

疲れたので20分ほどでインターネット終了。
狭いバスルームでシャワーを浴び
イタリアンなテレビを堪能しながら就寝。
イタリアのテレビっていきなりチャンネルのボタン押すと
電源入るのね。
夫が「電源ボタンどれ!?」と
最初悪戦苦闘して発見してました。