楽天、ユニクロをはじめ
グローバル化の重要性を強調する企業が増えている中
グローバルに活躍する人というのはどんな事を考えているのか?
という事でこの本が目につきました。
グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか/藤井 清孝

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著者の経歴が事業会社でも活躍されてるとはいえ、
マッキンゼー、ハーバード、投資銀行で働いていたという事で、
いわゆるアカデミックなエリートの視点に偏った本かなと思っていましたが
実際は、非常にバランスがよく、勉強になる本でした。
前半は、著者の半生を描き、
後半にグローバルに活躍する為の必要な要点について描かれています。
特に私が重要なメッセージとして受け取ったのは、
下記のような内容です。
かつては、日本市場は巨大でそれだけで成り立っていた。
しかし、少子化、購買力の低下により、
グローバル企業の中での位置づけが、アジアの一国という位置づけになってきている。
これは、日本も世界標準に合わせないとグローバル企業は
日本市場を素通りしていくよということ。
だから、ビジネスマンに取って英語力は必須となる。
・仕事ができなきゃ、英語が出来ても仕方ない、
・英語屋はいらない
とよく言われるが、もう、英語は当たり前で、さらに仕事ができなければダメということ。
仕事ができても、英語が出来なければ同じ土俵に上がるのもなかなか厳しい世の中なって来ている。
ここ10年で、ヨーロッパの国々やアジア諸国の英語力が著しく上がっているのは、
どの国も、一国では市場が小さく、外国に出て行かなければ行けない状況の為、
必要に迫られてのこと。
日本も同じ状況になりつつあるという事を強く実感しました。
他にも、ロジカルシンキングの日本人の勘違いや、コンサル/金融といわゆる事業会社の違いについて
なるほどと思う事がたくさん書かれています。
ビジネス書の多くは、コンサル業界や金融業界出身の人が書いているものが多く、
事業会社で働く人にとって、参考になりづらいケースもある為、
両者の考え方の違いについては、参考になると思います。
非常に中身の濃い本ですが、読みやすいので、ぜひ手に取ってみてください。