とにかく、面白かった!!!
テレビドラマ、ラジオドラマになってたんですね。
タイムトリップを題材にしたSF小説
時間旅行者の苦悩、歴史観の相対性を描いてます。
昭和10年頃トリップします、
戦前のちょうどJuliaの両親が生まれる位の頃です。
私もタイムトリップできるなら、自分の実家の周辺を100年ごと見てみたいな。
江戸以前はあんまり変わんないんじゃない?って気もしますけど。
この本の面白いとこは・・・
歴史は変えられない。
いくら過去に戻って修正しても、細かいところは帰られても、大きな歴史そのものは変えられない。
「過去は直したってしょうがないものだし、未来のことを考えて心配したって駄目なんだってことがね。
なるようにしかならないんだから。
だけど、だからこそ俺、ちゃんと生きようと思ってさ。言い訳なんてしなくていいようにさ。
その時、その時、精いっぱいやろうってさ。」
このお話ならではの印象的な文章でした。
これが一番伝えたかったのではないかと思います。
お勧めの一冊です。