日本語記事
≪韓国ドラマNOW≫「テプン商事」最終話（16話）イ・ジュノ（2PM）、圧巻の存在感で完走！自己最高で有終の美＝視聴率10.3％、あらすじ・ネタバレ
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
tvN土日ドラマ「テプン商事」がついに幕を下ろした。最終回の視聴率は全国平均10.3％、最高11.4％、首都圏平均10.7％、最高12.1％を記録し、自己最高を更新。2049視聴率でも全国平均2.9％、最高3.3％、首都圏平均2.6％、最高3.2％をマークし、有終の美を飾った（ニールセンコリア調べ／ケーブル、IPTV、衛星統合基準）。
最終話では、ピョ・ヒョンジュン（ム・ジンソン）がPMP発売を控えた海外企業と結託し、中小企業のダボンテクの冷却ファン特許を競売で奪おうとしていた陰謀が明らかになった。これに対し、ダボンテクとテプン商事は技術をすべて公開するという“共生”の決断を下す。カン・テプン（イ・ジュノ）は3000万ウォンで工場を落札し、ダボンテクの仮差押えを解除。計画が崩れたヒョンジュンは、仮契約していた外航船代の支払いが滞ると、ピョ商船の建物を担保に融資を受け、テプン商事の廃業を企てる。しかしテプンはヒョンジュンの父ピョ・バクホ（キム・サンホ）を救出して借用証を取り返し、社長の座に復帰。ヒョンジュンはやがて“歪んで育った息子”を背任・横領・金融取引操作・放火の疑いで警察に告発し、緊急逮捕へとつながった。
時は流れ2001年。韓国はIMF体制を完全に脱却し、テプン商事にも再び活気が戻った。ここが自分の居場所だと悟ったテプンは、堂々たる“本物の社長”に成長。大学卒業証書はなくとも商社マンとしての実力に自信を持つオ・ミソン（キム・ミンハ）はキャリアに邁進し、課長へと昇進した。コ・マジン（イ・チャンフン）次長は家族愛・仲間愛・愛国心で会社を支え、戻ってきたチャ・ソンテク（キム・ジェファ）部長は相変わらずコンピューターより速い珠算の腕前を披露。創立メンバーのク・ミョングァン（キム・ソンイル）常務は縁の下で支え、ペ・ソンジュン（イ・サンジン）課長もX世代らしい機敏な仕事ぶりを見せた。
一方、テプン商事の外にいる人々も、それぞれの場所で実りある人生を築く。ワン・ナンモ（キム・ミンソク）はオ・ミホ（クォン・ハンソル）と結婚し幸せな家庭を作り、チョン・ジョンミ（キム・ジヨン）はミソンの家族の一員となり、オ・ボム（クォン・ウンソン）を温かく迎え入れた。
“テプン商事の精神＝あきらめない”
物語を最後まで貫いたテーマは「諦めなければ必ず成し遂げられる」。
数々の危機に倒れそうになりながらも、テプンは社員たちの“食卓”を守るため、毎晩焼肉を並べてくれた母のため、そして26年間汗を流して会社を育てた父のために再び立ち上がった。
IMFで進学を断念したミソンは商社マンという新たな夢をつかみ、よりよい明日を目指して歩み続けた。ナンモは家が没落しても踏ん張り、汗を流して働き、ミホも客室乗務員採用が取り消されても百貨店のエレベーターガールとして働き、姉に負った心の借りを返したいと努力し続けた。テプン商事の社員たち、ジョンミ、ウルニョ（パク・ソンヨン）もそれぞれの現実と向き合いながら、一日一日を懸命に生き抜いた。そして彼らが最後まで踏ん張れた理由は、いつも傍で支え合う人たちの存在があったからだ。
“生きている90年代”の再現
ドラマが描いた90年代は、単なるレトロ演出ではなく、その時代を生きた人々の温度とロマンをそのまま映し出す作業に近かった。制作陣は1997〜98年のソウル市ウルジロ（乙支路）やプサン（釜山）を美術で精巧に再現し、出退勤ラッシュの1号線、輸出とドルで活気づく港町、テプンとミソンが暮らしたタルトンネの風景など、人と街の息づかいを画面に蘇らせた。
ドラマに象徴的に登場した“花”は、当時の素朴なロマンを最も温かく照らす装置だった。園芸学科出身のテプンが接ぎ木で育てた「カンバラ」や、ミソンとジョンミに手渡された“強い花”コスモス、サプダリ物流のチェ社長（イ・ドギョン）と退職したウルニョに贈られたフリージアなど、小さな励ましと応援の意味が込められていた。さらに、夜逃げした友人ユンソン（ヤン・ビョンヨル）に渡したガーベラは情熱と富を象徴し、タイでミソンに渡したリラワディは「あなたと出会えたことは幸運」というメッセージを宿していた。ユリはミョングァンへの敬意を表す花として登場した。
韓国記事
イ･ジュノ×キム･ミンハ「テプン商事」最高視聴率10.3%で終映
写真=tvN
tvN土日ドラマ「テプン商事」が台風精神を再確認し、深い余韻と共に幕を下ろした。
11月30日に放送された最終回視聴率は、全国世帯平均10.3％、最高11.4％、首都圏世帯平均10.7％、最高12.1％で自己最高記録を更新し、地上波を含む全チャンネルで同時間帯1位に上がった。
2049ターゲット視聴率も全国世帯平均2.9％、最高3.3％、首都圏世帯平均2.6％、最高3.2％で自己最高記録を塗り替え、地上波を含む全チャンネル同時間帯1位を守り、有終の美を飾った。 （ケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォーム基準/ニールセンコリア提供）
この日の放送では、ピョ･ヒョンジュン(ム･ジンソン)がPMP発売を控えた外国企業と手を握り、ダボンテックの冷却ファン特許を競売で奪おうとした陰謀が明らかになった。これにダボンテックとテプン商事は該当技術を皆に公開する共生の決断を下した。カン･テプン(イ･ジュノ)は3,000万ウォンで工場を落札し、ダボンテックの仮差押えを解いた。ピョ･ヒョンジュンは計画が失敗に終わり、仮契約した貿易商船代金支払いに支障をきたすと、ピョ商船建物担保融資とテプン商事廃業を試みた。しかし、テプンは再び「アスファルト男」になってピョ･バクホ(キム･サンホ)を救い出し、借用書を返してもらったバクホは社長の座に復帰して、誤って育てた息子を背任、横領、金融取引操作、放火疑惑で警察に告発、緊急逮捕がなされた。
時間が経ち、2001年、大韓民国はIMF体制から完全に抜け出した。一緒に団結してその時間を過ごしたテプン商事も活力を取り戻した。ここに自分の花畑があるということに気付いたカン･テプンは立派な「本物の社長」になり、大学の卒業証書がなくても商社マンの仕事に自信があるオ･ミソン(キム･ミンハ)はキャリアに全力を注いで課長になった。コ･マジン(イ･チャンフン)次長は家族愛、同僚愛、愛国心で会社を支え、帰ってきたチャ･ソンテク(キム･ジェファ)部長は相変わらずコンピューターより速く正確なそろばんの実力を誇った。創立メンバーのク･ミョングァン(キム･ソンイル)常務は※「旧官が名官」らしく会社が深く根付くよう黙々と後押しし、ペ･ソンジュン(イ･サンジン)課長もやはりX世代のトレンディで機敏な業務処理を誇った。
※旧官が名官…経験豊富な人。過去に優れた功績を残した人は、時が経ってもその功績は変わらない
テプン商事の外の人たちも、それぞれの場所で美しい実を結んだ。ワン･ナムモ(キム･ミンソク)はオ･ミホ(クォン･ハンソル)と結婚して幸せな家庭を築き、チョン･ジョンミ(キム･ジヨン)はミソンの家族となってオ･ボム(クォン･ウンソン)を温かく抱いた。長い闇を経て危機の時代にを耐え抜いた彼らは、お互いの手を取り合って新しい明日に向かって力強く歩いていった。 IMFを生き抜いた平凡な人々の話を熱く蘇らせた「テプン商事」は、そのように人という花畑の中で最も固い実を結んで幕を下ろした。
#.「諦めなければ何でもやりこなせる！」
IMFの青春と、家長らが最後まで守り抜いた「テプン精神」
「テプン商事」を最後まで貫通したメッセージは「諦めなければ何でもやり遂げることができる」だった。
テプンは多くの危機の前に崩れても、社員たちのご飯の責任を負うために、お金を持ってこられなくても毎日夕食にプルコギをのせてくれる母親のために、26年間会社を汗を流して育てた父親のために、再び立ち上がった。
IMFで大学進学を断念したミソンは、商社マンという新しい夢を掴み、より良い明日のために精進した。
ナムモは家が滅びても崩れず汗を流してお金を稼いだし、ミホは乗務員の採用が取り消されたが、デパートのエレベーター案内員として働き、姉に負った心の借りを返済したいという一念で職場に向かった。
テプン商事の社員たちや、ジョンミ、ウルニョ(パク･ソンヨン)も直面した現実は様々だったが、それぞれの一日を黙々と耐えてきた。そして、彼らが最後まで持ちこたえて今日を生き抜くことができた理由は、いつもそばでお互いを支えてくれた人々がいたからだった。
平凡な青春と家長たちが最後まで守ったこの「テプン精神」は、大韓民国が危機を通過できた本当の力だった。そして2025年現在、この作品を一緒に見た誰かにも有意義な意志と慰労を吹き込むエネルギーでもあった。
#.忘れていた90年代の温もりとロマンの復元
「テプン商事」が盛り込んだ90年代は、単なるレトロな再現ではなく、その時代を生き抜いた人々の温もりとロマンをそのまま映す作業に近かった。当時の空間をただの背景ではなく人々の人生が行き来した現場のように具現するために、1997～8年のソウルと釜山を美術で精巧に作業することに邁進した。その結果、出退勤時間ごとに混雑していた1号線と乙支路、輸出とドルが一ヶ所に集まり躍動感を醸し出した釜山、テプンとミソンが住んでいた貧民街など、人と風景が交わった「生きている90年代」がドラマの中に鮮やかに蘇った。また、通り過ぎる場面でも、その時代のコミュニティの息吹を生かそうとした。近所に通う子供、おばあちゃん、子犬まで画面の中に自然に盛り込んで、当時路地が持っていた活気と温かさをそのまま盛り込んだ。
特にドラマ全般に登場した「花」は、その時代を満たした素朴なロマンを最も温かく照らす装置だった。園芸学科出身のテプンが丹精込めて接木して育てた「カン･ジョンミ」をはじめ、ジョンミとミソンに渡された「強い花」コスモス、サップダリ物流チェ社長(イ･ドギョン)と退職したウルニョに贈られたフリージアは小さな慰労と応援の心を込めていた。夜逃げした友人ユンソン(ヤン･ビョンヨル)に再会した時、テプンが渡したガーベラは情熱と富を象徴し、タイでミソンに渡したよねリラワディは「あなたに会ったのは幸運です」というメッセージを抱いていた。ここにユリはミョングァンを尊敬する心を込めた。 SNSもなかった時代、心を表現する最も暖かい方法だったこれらの花のように「テプン商事」は忘れていた90年代のロマンを繊細に蘇らせた。
#.人類愛・家族愛・仲間愛・友情で証明した「人が花より美しい」
誰も完璧ではなかったが、お互いを捕らえて起こした瞬間の中で、「人が花より美しい」の中に込められた意味が現実に咲いた。よく知らなかったシュパク社長のパク･ユンチョル(チン･ソンギュ)が命さえ失う危機に直面すると、自分の仕事のように最後まで助けたテプンとチョン･チャラン(キム・ヘウン)、夜逃げした友人ユンソンに持っていたものをすべて差し出したテプン、そして初月給で一番先に恩返しをしに帰ってきたユンソンなど、彼らのつながりは血が届かなくても家族になるコミュニティの力を見せた。 「あなたがいる所が我が家」と息子を温かく抱いてくれたジョンミ、記憶を失っても家族に向けた愛だけは失わなかったヨム･プニ(キム･ヨンオク)おばあさん、姉の大学進学を助けるという気持ちで揺れずに決意を守ったミホと、姉たちに何かあれば自分の仕事のように先頭に立つ末っ子ボム、そんな妹弟たちを切なく眺めながら明日を共に耐えたたミソンもやはりその時代の固い連帯を象徴した。テプン商事の職員たちも失敗と傷を分かち合い「ワンチーム」に生まれ変わり、テプンは「俺の花が、俺の日差し、俺の雨、俺の風がすべてここにある」という事実に気づき、再び訪れる闇の前でも「大切な人たちのためにあきらめない」と誓った。お互いを守り、輝かせ、最後まで一緒に生き抜いた彼らは、本当に花よりも美しい人々だった。
ファン･ヘジン記者
O3Collective
テプン…カッコ良すぎた
次はCASHEROのサンウン
どんな場面なの？ 
▲イ・ジュノ。提供| O3 Collective
▲イ・ジュノ。提供| O3 Collective
写真=テンアジアDB
写真提供=tvN
写真=テンアジアDB
写真提供=tvN
写真=テンアジアDB
/写真提供=アイカンパニー
/写真提供=アイカンパニー
/写真提供=tvN
/写真提供=アイカンパニー
