もうーつは、きわめて珍しい例ですが、皮下の脂肪細胞の数が少なくて脂肪を
皮下脂肪として蓄積できず、一見、太っているようにはみえないのに、じつは
皮下にたまるはずの脂肪が小腸を中心とする腹部の内臓のまわりや、
場合によっては脂肪がついてはいけない心臓や肝臓に付着している場合です。
このケースでは、外見上はまったく肥満にはみえないにもかかわらず、
多くの脂肪を体内にためこんでいることになります。
このような状態は、皮下脂肪の多さによって顕在化している肥満より医学的には
はるかに危険な「隠れ肥満」です。