今日はJICAボランティアOB・OGの呼びかけのもと、
太平洋州の料理、(パプアニューギニアの呼び方で)ムームーを作りました。
関アジ・関サバで有名な佐賀関の神崎海浜公園というところに集合してそこで作業開始。
まず、穴を掘りがんがんに火を起こしてハンドボールくらいの石を1時間ほど焼きます。
石が焼けたら
その上にバナナの葉っぱを置き、
食材を投げ入れる。
おととい山で撃ってきたという、新鮮な採れたて獅子肉をはじめ、
里芋、白菜、さつまいも、キャベツ、春菊や、名前忘れたけど、カブの葉っぱなど、
旬なものから、ほんとなら鳥の餌というものまで、食べれるものは入れました。
国際協力推進員の方はバナナを入れてた(笑)
そして
その上にまたバナナの葉っぱを置き、焼け石を置いて上下から食材を挟み
さらにバナナの葉っぱ。
ちなみに、バナナの葉っぱは、大分の別府にあるバナナ園から頂いてきているそう。
別府は温泉がわいているので、温泉熱を利用してビニールハウスでバナナが栽培できるそうです。
でもバナナの葉っぱは簡単に避けてしまうので、食材を完全に蒸すのは難しい。
そこで
この状態で2時間待つ。。。
ここまでの準備が終わったのが11時過ぎ。
ということは、食べられるのは1時過ぎかぁ…。
そんなことを思いつつ参加者とお話していると
何やら作業している女子参加者たちがいる。
近づいてみると、こんなことやっていました。
バヌアツのOGである国際協力員の方が、自分の帰国の時に持ち帰ったという、
向こうで良く飲まれていた飲み物カヴァの原料。
どうやらその正体はウコンのようです。
水を入れてエキスを出し、ガーゼで絞り出している写真です。
その人曰く、バヌアツ人はみんなで静か~に飲み、だんだんテンションが下がって行く。
飲めば飲むほど、舌がピリピリしびれてきて、女性は乾燥肌になってしまうという、
何がいいのかよく分からない飲み物。
でも、リラックス効果があるらしく、このおかげでバヌアツは治安がいいらしいです。
気質はPNGと同じだけど、犯罪率が低いのはカヴァのおかげ。
PNGでも流行らせたらいいのに。
でも、飲んでみたけど、おいしいとは言えませんでした・・・。
それからムームーが出来上がるまで時間があるので、
海岸のゴミ拾いをしました。
1人1袋持ちゴミ拾い。
実はこの海岸、最近ウミガメの産卵が確認されているらしく、
今年も7月に産卵しに来て、9月に孵化して海に戻って行ったそうです。
地元の人がNPOを立ち上げ、ウミガメの産卵が続くように月に1回ゴミ掃除をしているらしいです。
まさか地元でウミガメが産卵してるなんて、全く知らなくてびっくり!
もし見れる機会があれば、参加したいなー。
さらに隣りでは
楽しそう~といつか挑戦したいと思いましたが、
一人で大空を飛ぶのは怖いです・・・
それから男性陣は魚釣りへ!
下あごが青い魚とかいた・・・おいしいのか?
そうこうしてるうちにやっとオープンの時間!
オーーーーーープンっっ!!!!
出てきたのは・・・
その下に・・・
味付けは一切せずに放りこんでるので、素材のいいにおいがします。
そして
バナナの葉っぱを大皿代わりに盛り付けてみんなでいただきました!
見た目はごちゃごちゃですが、味は最高でした!
そのものの味が最高においしい★ま、砂が入っててじゃりじゃりいってるものありましたが。
味が薄かったので塩つけて食べたり、バヌアツでは同じこの料理をココナッツミルクと一緒に蒸したり
かけて食べたりするらしく、そうやって食べました。
この串も即席でその辺に生えてる竹を採ってきてナイフで削って作ったもの。
協力隊OB・OGは頼りになる!どこでも生きていけます。
私の前任校で一緒に働いていた先生も娘さんを連れて来て楽しんでくれたり、
とてもいい時間が過ごせました。
そしてさっき、世界バレー第1ラウンドグループ予選の最終戦、
しかも全勝対決の日本対セルビアが行われました。
母と色々言いながら白熱しながら応援。
そして見事勝利!!!セットカウント3-1。日本が取った3セットは全てデュースになってからの勝利。
土曜日から第2ラウンドが4戦あります。
第1ラウンドの結果は第2ラウンドでも計算に入れられるので、
今日の勝利はほんとに嬉しかった!!
木村沙織ちゃんのような娘がほしいです。
あのこはかわいいわ~
先日、九州海外協力協会に所属されている協力隊OBの方が、
北九州から見え、国際協力月間のイベントとして、
ご自身がマダガスカルで体育の授業を行う際に
道具の一切ない現地で、どのように体育を進めるか悩み作りだした競技を
実践とともに教えてくださいました。
運動のできる格好で体育館シューズを持ち、市内の公民館に集合!
「クバーラ」と名付けられたその競技は、
バレーボールほどの大きさのコートを使い、5人対5人で競う、
基本は鬼ごっこです。
バレーボールコートのエンドラインやセンターラインを使って、
5本の横のラインの上にそれぞれ一人ずついます。
各々そのラインの上のみ、移動できる。
一番前のエンドラインの人だけ、縦の真ん中のラインも移動できます。つまりT字に移動可能。
これが守りのチームの守備位置。
片や、攻めのチームは一つのエンドラインから反対側のエンドラインに
相手チームからタッチされることなく走り抜け、元々いたエンドラインまで
戻ってこれるかどうか。
戻ってこれれば1点。守備チームから誰か一人でもタッチされれば攻守交代。
基本的なルールはこれだけで、小学生でも理解できる簡単な遊び。
細かいルールもいくつかありますが、やっていればなれます。
2時間の時間をとっていて、実質1時間半の運動でしたが、
6チーム、老若男女混合チームで戦いました。
意外に深いこのゲーム、深い守り、深い攻めを行うまでは出来ませんでしたが、
これからもやってみたいと思わせるゲームです。
さて、出会ってしまったのは、この人です!
大分県の臼杵市という、
これからフグが旬の街(ちなみに臼杵にはグローブのkeikoの実家のフグ料亭があります。)で
中学校のALTとして勤務しているアントニオ。
そう、彼はドミニカ人なんです!!
まさかこの大分で、ドミニカ人に出会えるとは思ってもみなかった。
しかも4年臼杵に住んでるらしい。
相当テンションあがって久しぶりのスペイン語で話しかけ、
ドミニカの話をしてみたところ、両親がドミ人ではあるけど、
彼自身はニューヨーク生まれのアメリカ育ちだそう。
一応第1言語はスペイン語らしいけど、英語の方が慣れてるみたいで、
私と会話している時も、「先生ってスペイン語でなんだったっけ・・・?」(日本語で)と聞いてきたり、
「Los dominicanos son 親切・・・ 親切ってなんだっけ・・・?笑」
とこんな調子で、「amableだよ。」と私が教えたりした 笑 こともあるけど、
やっぱりドミニカ人。スペイン語ペラペラでした。(当たり前か。)
彼は来年、ニューヨークへ帰るらしいので残念ですが、
できたら何か機会があれば交流したいなーと思っています★
それにしても太ったなー、私・・・
バレーも中途半端にしか参加してないからな・・・
とりあえず、今週末から世界バレーの女子が開幕!
頑張ってほしいなぁ!!
めっちゃ楽しみ~
先週金曜日、
もうひとつの勤務先の学校の
「チャレンジレッスン」という授業を1時間受け持って
スペイン語講座&クリスマスカード作成を生徒たちと一緒にやりました。
簡単な自己紹介をできるようになろう、と10個くらいの
文を教えただけ。
文法なんてやってません。
そのあとドミニカで買ってたクリスマスカードが大量にあったので
それを一つずつ取ってもらって
最初にやった自己紹介を書いてもらい、
それを色でカラフルにしたり
絵を描いたり
折り紙を折って封筒に入れてもらったりしました。
ドミニカの有志に送らせてもらうので、
ドミニカの子どもから返事もらえるかな?
できたら写真付きで。
たった5人分しかないけど
交流してくださーい!!
よろしくね。
私が受け持ってる授業の中で、1番苦労している授業、
今日も胃が痛いと思いつつ向かったが、
何が良かったのか、今日は割と普通に授業ができた。
良かった!明日はゆっくり休めそうやー
ルンルン気分で次の授業に行ったのもつかの間、
最近一番楽しいと思ってたクラスの生徒が昼休み前の4時間目ということもあり、
やる気が全くなく、雰囲気悪い。
今日は新しい章の導入ということもあり、
「頭の体操 論理パズル」で遊んだり、
説明も数学に関してではなく、もっと考えやすい話を出すと乗ってきて、
雰囲気は少し改善されて話を聞いてくれたけど、
そこで出た生徒からの一言。一瞬集中力が切れてた。
「なんで数学なんか勉強せんとわりーん。。。(ハァー)」
この愚痴、今日に限った事ではありません。
いつも生徒が口にする言葉。
「数学なんか出来んでも、計算できれば生きていけるもん。」
私が「今みんなが持ってる携帯も、車も、建物もぜーんぶ、数学がなければここまで発展しなかったんだよ。」
と言うと、その子は、
「別に発展とかせんでもよくねー?おれ別に原始的な生活でいいんやけど。」
「じゃあ水道から水が出たりとかなくてもいいの?一日水汲みに何度も行って、
重い水タンクをかついで歩き続ける?」
「いいんじゃねー。むしろその方が寝て起きて食って寝る生活やん。俺、その方がいい。」
「電気もないよ。」
「そうとういいやん!暗くなったら寝れるやん。」
「アフリカには実際にそういう子がいるよ。その子たちを見てもそんなことがいえる?」
「いや、しらんし。今はアフリカとかかんけねーやん。そんなことどうでもいいやろ。」
もっともっと色んな押し問答がありました。
世界の現状を実際に見ているわけではないこの子たちの心に、何かぐさっと突きしたかった。
勉強をしないために色んな口答えをする生徒たちに、本気で何を言っても無駄なのかもしれないけど。
私はクラス全体に話してるつもりだったけど、その間、他の子は近くのこと楽しそうにおしゃべり。
何も伝わらなかった。
何を伝えたいのかも、何を感じてほしかったのかも分からないままだったけど
何かを感じてほしかった。
結局収束しない会話ののち、ぼーっとクラスを眺める。
本気で泣きそうになる。
何もなす手のない自分を情けなく思いながら。
敗北感。言葉が出ない。
そんな中一人、問題行動の多い、きれいな顔した男の子が全てを見透かすような目でじっと私を見つめてた。
もしかしたら、何かを感じてくれたのかもしれない。と、期待した。
授業からの帰り道、
3年生の生徒が実習で作った野菜を持ってうろうろしながら
「先生、野菜買ってー」と言ってきた。
この学校の園芸コースの生徒が作った野菜を、学校でが買うことができます。
それがいつも、とってもおいしい!なすやオクラ、ピーマンを買ったことがあります。
今日もそれを買って家に帰って母にサラダにしてもらいました。
きれいな色したはつか大根。
おいしくいただきました!ちょっと元気出ました!合掌!