朝の連続テレビ小説ブギウギが最終回を迎えてから1ヶ月経ってしまったが
今回のブギウギはbungakuにとってどハマりした忘れないであろう作品になった
過去にbungakuがハマった朝ドラと言えば実に30年前の作品になる【かりん】という作品なのだが
実はこのかりんにハマったのが朝ドラを見出したきっかけになっているのだ
かりんのことは今回は省くが、それ以来朝ドラを見続けて
もちろんその間に1回も見ていない(または見れなかった)作品も結構あるにはあるが
それでも大体の作品は観ている
そしてこの30年間の中で bungakuが一番良かったのがブギウギだったのだ
主演の趣里の素晴らしさとその弟の黒崎煌代の好演に始まり
主題歌も素晴らしかったしオープニングの人形もすごくこのドラマを象徴する
大事なアイテム(事項)だった
そのブギウギが3月末に終了して世間でよく言われる 朝ドラの“ロス”になると思いきや
4月から始まった虎に翼が面白く “ロス”にならずに済んだ
米津玄師の主題歌さよーならまたいつかの素晴らしさも大事なポイントなのだが
ロスを一番避けられた原因はヒロイン寅子(ともこ)の父親の岡部たかしが
ブギウギに引き続き出演してくれてることが大きい
役柄こそ前作の謎の風来坊的役柄から 今回は硬い職業に就いているヒロインの父親役と
真逆のような役柄だが、前作のアホのおっちゃんを彷彿させる雰囲気は残してくれているのも嬉しい
ロスを軽減させてくれようとするNHKの計らいもあるのだろうが やはり岡部たかしの存在は大きい
しかも今お父さんは裁判の真っ只中で4月に始まった虎に翼の最初の大きな山場を迎えている。
明日の放送が気になって仕方ない
また前作ブギウギ同様なのがヒロインが同じ1914(大正3)年生まれというのも嬉しい要因だ
つまりヒロインが辿る時代背景も同じということだ
寅子は今こんな状況だが趣里が演じたスズちゃんはこんなことをしていたなぁなど想いを前作に馳せることができるのだ
連続するヒロインが同じ年生まれというのは単なる偶然だったのだろうか?
虎に翼の第一回目に前作ヒロインが所属していた梅丸少女歌劇団の名前がヒロイン寅子の口から出てきたのも
今回NHKがブギウギから虎に翼へのバトンをスムースに行かせるために用意してくれたことの象徴の一つに感じるが
それでもやはり岡部たかしの再起用には感謝したい
岡部たかしがもしかしたらアホのおっちゃんはこんな家族や職業に就いていたのではないかと思わせるほど
前作のイメージを裏切らない好演をしているのも魅力的だ
とにかく今週は岡部たかしから目が離せない虎に翼だ。