"デイリースポーツニュース" に訃報が飛び込んできた。

「フィギュアアイスダンス五輪選手 クリス・リードさんが急逝 30歳 心臓突然死」というもの。(2020年3月17日 14:26)


日本スケート連盟は17日アイスダンスで日本代表として3度の五輪出場を果たしたクリス・リードさんが、日本時間15日に米・デトロイトで心臓突然死のため亡くなったと発表した。30歳だった」



クリス・リードさんは、世界選手権では日本勢・アジア勢歴代最高となる11位を記録した。 

2010年バンクーバー・2014年ソチ・2018年平昌オリンピックの3大会で日本代表を務め、全日本フィギュアスケート選手権では計10回の優勝を果たしている。

2018年8月9日、村元とのカップルを解消し、2019年12月31日、競技からの引退を発表。 今後は姉キャシーさんとともに後進の指導に当たり、「日本のアイスダンスを世界レベルに持って行くのが目標」とした。

妹アリソンは、2010年バンクーバー五輪のアイスダンスにジョージア(グルジア)代表で出場した。

アメリカ人の父と日本人の母の間にアメリカで生まれたが、成人する迄は二重国籍を有し、日本国籍を取得した 日本代表選手。

未婚だが、7年にも亘りオーストラリア人スケーターと順調に交際していたと聞く。

弱冠30歳、素晴らしい経歴を持ち、前途洋々かつ未来の日本代表アイスダンサー達の指導者として期待されていたリードさんの突然のご逝去は、日本スケート界にとって大打撃であろう。


ご遺族と日本スケート連盟に心より哀悼の意を捧げたい。